関西を拠点とするブロードバンド予備校の実力派講師総勢50名による155講座を、聖光学院校内でノートパソコンを使用して学習するのが、聖光ブロードバンドシステム(BBS)です。つまり、“学校が予備校に大変身”するのです。平日の放課後と土曜日、予備校が開講します。もちろん、同じ日・同じ時間に、本校独自の補習授業も行っています。通常の補習授業とBBSの違いを説明しましょう。志望校や現段階での学力は、一人ひとり違います。しかも、生徒会活動やクラブ活動など、放課後や休日のスケジュールも多種多様です。ですから、合格へ導く学習プログラムは、本来一人ひとり違ったものが必要なはずです。そこで本校が導入したのが、聖光ブロードバンドシステム(BBS)です。先に述べたように、155もある講座の中から、「基礎固めがしたい」「得意科目を伸ばしたい」「第1志望に合格したい」など、一人ひとりの目的に合わせ、適切な講座を提案し学習プログラムを作成します。生徒たちは、テキストで学習内容を確認し、受講登録をして、学習がスタートします。生徒たちは、1~3講座を登録して毎日学習を進めています。50分×72回で1講座が終了するものが中心で、導入講座(50分)+自習演習(50分)+解説講義(50分)を1つのパターンとする3段階学習システムで、無理なく学習し理解を深めています。
「受験勉強」「定期試験対策」「苦手科目克服」「学校の予習復習」など自分にピッタリの受講スタイルで、今現在20名の生徒が、生徒会活動やクラブ活動と両立させて、意欲的に学習しています。
受講費は、年額72,000円(月額6,000円)で、何講座でも自由に登録し、受講することができます。参考までに、予備校で同様の講座を、1講座受講すると年額120,000円程度の費用がかかり、多くの場合、その3倍の受講費を支出しているのが現状のようです。
今後、学力向上の実績を検証し、より効果的な学習方法を確立していきたいと思います。
by MTYK