今日は全国的に「衣替(ころもが)え」です。本校でも全生徒が「夏服」に様変わりしました。東日本大震災の影響で注文した一年生の夏服がどうなるか、心配されましたが、何とか間に合い、一年生の清清(すがすが)しい姿が眩(まぶ)しいほどです。
万葉集の持統天皇作の「春過ぎて 夏来るらし 白妙(しろたえ)の 衣(ころも)ほすてう 天の香具山」が思い浮かびました。国を統治する天皇が、何事も無く、国民が無事「衣替(ころもが)え」のできる歓びを詠(うた)い、必死に「衣替(ころもが)え」をしている国民の意気込みを感じ、作歌した和歌に東日本大震災という天災にもかかわらず、果敢に立ち向かっている福島県の高校生の意気込みを感じます。がんばれ!福島 がんばれ!日本 奥村正典