東日本大震災から早2週間。学校のある福島県伊達市は被害も最小限にとどまったようで、ライフラインも数日間で復旧。本当に有難いことです。
学校自体の被害も最少限度、もちろん若干補強をしなければならない個所もありますが、二次入試や新入生オリエンテーションも予定を変更して実施でき、新年度も今のところ予定通りに始められそうです。いまだにめどが立たない教育機関もある中で、本当に幸せな事です。
また、来年度の入学予定者数は現在のところ251名。本校の定員は230名ですから、このご時世の中、大変有難いことです。本校が取り組む工業系学科の資格取得、普通科進学コースの進学への取り組み、福祉コースの実績、そして力を入れている部活動などが、一定の評価を得られていることになるんでしょうか。
であれば、様々な困難があるとは思いますが、今度は入学してくれた生徒をしっかりと教育し、満足して本校を卒業させることが我々の責務であるわけです。「聖光に来て良かった」、一人でも多くの生徒にそう思ってもらいたい、その使命感をもって教員は生徒に接しなければならない、そう考えています。
「地震」「津波」「原発」。一度に3つの困難に直面した福島県ですが、我が聖光学院はこんな時だからこそ一致団結して、この現状を打破したい、そして復興のシンボル、希望の「光」を世に放つことが出来るよう、頑張っていきたいと考えています。
なお、震災の影響で不定期更新とさせて頂いておりました「先生のひとりごと」ですが、春季休業期間に入りましたので、しばらくはこのままの状態で行きたいと考えています。4月始業日に定期更新をスタートさせたい、そう考えていますので、宜しくお願い致します!! (Yokoyama)