修学旅行2日目は、病人もなく順調にスタート。朝食はバイキングでお腹一杯にして、笑顔でスタート!!
しかし、今日の行程は「ガマ」から始まりました。「ガマ」とは、ひめゆり学徒隊などが働いた、野戦病院ですね。各クラスがいくつかの「ガマ」に分かれたんですが、これが大変。特に福祉コースが行った「ヌヌマチガマ」は、当時のまま残されているのはもちろん、ガマに降りる道は斜面が急で滑りやすい。天井から水は滴り落ちるは、地面はグチャグチャだわ、もう靴はドロドロ、生徒の服も汚れてしまって大変でした。こんな場所で負傷した兵隊は手術を受けたり、手当てを受けていたんですね。その実際のガマで、ガイドさんから生々しい話しをされたものですから、生徒も若干名が気分が悪くなるハプニングも。それはそうですよね。「皆さんが立っているその場所に、負傷した兵隊さんが重なり合うように寝せられていたんです」なんて言われるんですから。本当に戦争の悲惨さを体感した瞬間でした。
そして、平和祈念公園へ行き、資料館を見学。公園から見える海はまさに絶景。戦争の暗い過去と心洗われる海。その対照的なコントラストがなんとも複雑ですね。そしてひめゆりの塔にも訪問。昨日の夜から迫られる戦争と言うわれわれにとっては非現実的な世界に圧倒されつつも、今のこの平和な世の中がいつまでも続いて欲しいと心から願うばかりですね。
そして現在は、沖縄のメインストリート国際通りに向かっています。生徒も楽しみにしているようですので、有意義な時間にして欲しいですね!!