いよいよ出陣前日、大阪大会の決勝戦が行われた舞洲ベースボールスタジアムで練習を行いました。シートノックとバッティング練習で約2時間、汗を流しました。
思い起こせば、このチームはBチーム時代からホントに苦労をしてきたチームです。村島大輔を筆頭に、流してきた涙の数は、どこにも負けないだろうという位、絶対に妥協せず、ぶつかり合ってきたチームです。だから、我々に出来ることは、選手を信じること。それしかありません。
このチームのモットーは「有難う」。「ありがとう」じゃなく、「有難う」。人間は成長をしていく過程で、必ず様々な困難に出会うことになります。普通は、それを避けて通るもの。でも、この困難は自分の成長にとって絶対的に必要だからこそ起きているものであって、決して逃げず、逆にそれを大いに受け入れ、その困難に立ち向かっていこう、そう、「難が有って、有難う」という意味なんです。そして、過去を振り返った時、「あの困難があったからこそ、今の自分がある。あの困難があって本当に有り難い」。そう言える生き方をしよう、と彼らがBチーム時代から話してきたんですね。
彼らは本当に成長してくれました。もう、何も言うことなく、堂々と送り出すことが出来る状態です。「聖光学院の野球」を彼らはやり通してくれるものと信じて疑いません。
天気が心配される明日ですが、応援頂ける皆様、どうぞよろしくお願い致します。我々野球部も心を一つにして戦います!!(Yokoyama)