先週からインターハイの県北予選が始まり、各会場で熱戦が繰りひろげられました。普段野球ばかり観戦している私も、この時ばかりは出来るだけ多くの競技を応援して回ろうと思い、朝から会場に駆けつけました。剣道、柔道、テニス、サッカー、ラグビー、バスケットボールと立て続けに6競技を応援して回りました。いずれの会場でも、生徒たちは学校生活では見せないほどの真剣な表情で最後まで諦めずに戦っていて、多くの観客に大きな感動を与えくれていました。ひとつの事に真剣に打ち込むことが出来る素晴らしさを、身近で感じることが出来ました。
剣道の試合を観戦したときのことです。野球以外は素人の私ですが、試合が始まると同時に「この試合(対戦)は勝てるな」と不思議に感じることがありました。それは、試合前の防具をつけている様子とか、試合の「はじめ!」の号令がかかった時の背筋がピーンと伸びたとても凛々しい剣を構えた立ち姿から感じたものでした。偶然かもしれませんが、全員が勝負に勝っていました。おそらく、凛々しいその立ち姿の影には、部活動だけでなく普段の授業や学校生活、家庭生活のなかで培われた「確かな力」が存在していたように思います。
決して驕らず、諦めず、尊敬と感謝の念を忘れずに、謙虚に自分を見つめてただひたすらに継続してきた努力が、自分自身を高めると同時に「確かな力」を身につけさせてくれたのではないでしょうか。
インターハイ出場に向けて、県大会での活躍を期待しています。 N.E