今日は、「慰労会」がありました。これは特に3年生の担任・副担任のこれまでの労をねぎらう会です。ここで、各担任がいろいろな秘話を披露しました。
特に、ある先生の秘話が良かったな~。それはこんな話しでした。2年生の頃、今いる全員と俺は卒業式を迎えたい。それが出来ない時は、俺も辞める!!って生徒に宣言した先生がいました。それでもある時、ある生徒が学校を辞めたいとフラフラした状態になったそうで、そんな時、別のとある生徒からその先生に電話があったんだそうです。その生徒は、「先生、あいつが辞めたら、先生も本当に辞めるんですか? 先生が辞めるなら、俺も辞めますから」って言ったんだそうです。
う~ん、まさに学園ドラマのような話し…。でも本当の話しです。先生が本気でクラス運営にあたり、そして生徒に本気でぶつかっている。だから、生徒にもその先生の熱い気持ちが伝わっているんだと思います。
今は私は担任をしていませんが、担任をやっていると、いろいろな事があります。悩まされることが本当に多くあります。でも、1年1年生徒の成長は凄く肌で感じますし、何気ない生徒の一言に感動することも多くあります。今日、たまたま私が担任をしたクラスのある卒業生が、学校に遊びに来てくれました。もう5年前の卒業生ですが、彼は現在栃木で就職しているのですが、休みがとれると学校に来てくれます。何気ない会話しかしませんが、私にとって彼は財産です。彼だけではなく、卒業生一人一人が我々教員にとって、そして学校にとって財産なのです。
今日の感動秘話に出てきたその生徒も、度々学校に来てくれることでしょう。そして、その先生のエネルギーになっていくことでしょう。そうです、私達にとって卒業生は財産、そしてパワーの源なのです。
あらためて、聖光学院の熱さ!!を感じた1日となりました。(Yokoyama)