今日は暖かい一日でしたね。福島の最高気温は15.5℃もあったようです。(気象庁のデータより)4月の平均気温と同じくらいの暖かさに恵まれ、本格的な春の便りが待ち遠しく感じるような素晴らしい一日となりました。
昔から東北人は我慢強い人が多いとか寡黙な人が多いと言われています。それは土地柄も関係しているかもしれませんね。雪が降り続く寒い冬を耐え忍びながら、それでも自然の流れに身をまかせ愚痴もこぼさず、じっと我慢して春の日差しを待ちわびる。一方、南国の人たちは明るく陽気な方が多いイメージが強いように感じます。実際、先月に修学旅行で沖縄に行ってきましたが、明るい人たちが多いというのが印象的でした。下校途中の中学生が観光バスに向かって手を振って歓迎してくれたり、楽器の音色が響き渡れば、だれかれ関係なく踊り出す光景を目にした時などは、南国ならでは独特の空気を感じることができました。太陽の恵みに包まれながら、自然と笑みがこぼれ、開放的な心地よさを与えてくれるのです。
春が来るのが待ち遠しいのは、我々人間だけではないかもしれませんね。動物も植物も命ある生きもの全てが太陽の恵みを待っていることでしょう。しかし、ただ待つだけでなく、太陽の恵みを受けたときに大きく成長するためには、しっかりとした長く強い根を張っておかなければなりません。その為にも、自分自身を磨いておく必要がありますね。
学年末考査中の在学生のみなさん、暖かく気持ちのいい春を迎えるためにも、今目の前にある試験に向けて精一杯頑張ってください。(Y.I)