栗城史多(くりきのぶかず)という人は知っていますか?
経済番組だと思って見た番組が、実はこの栗城さんが世界の七大陸を登頂するというものでした。七大陸登頂だけでは番組にはなりません。彼は北海道の高校を卒業して進学するために上京、三日で辞めてしまいそのままニート、フリーターになったそうです。荒んだ生活をして戻った北海道で、友人の影響で山に登ったそうです。そこから取り付かれたように登山を始め、登山歴2年で北米最高峰のマッキンリーに登頂しました。マッキンリーというと植村直己が遭難した経験あるクライマーでも難しい山だそうです。猛烈な反対を押し切り、勢いと若さのみで登頂に成功したそうです。その後、世界の七大陸に現在でもチャンレジし続けているそうで残すは断念したエベレストだそうです。彼は、単独・無酸素にこだわり、しかもテレビカメラで自分の映像を撮り続けインターネットに配信し続けて話題になっているサイトとのことです。
http://kurikiyama.jp/
それだけリスクを背負いチャンレジするのでしょうか?氷点下、猛吹雪、雪崩、クレバス…死を背負って、莫大なお金をかけて登る。なぜでしょうか?彼いわく、リスクが大きいほど大きな達成感を得られ、想像した以上の景色を見た時細胞の一つ一つが起きだすとのことです。非現実(バーチャル)の世界にいた住人が対極の世界を体験したのですから人生が180度かわったのでしょうが、とにかく凄いチャレンジです。私は、自然や登山には興味あるものの全くの素人ですが体験したいですし,どん底から人生が変える瞬間や場所は必ず存在するんですね。
今日は、最高0℃、最低−1℃。ニュースでも騒がれた寒波がやってきたました。間違いなく体感はもっと寒いような気がしましたが…来週からの沖縄を羨ましく、この寒空のもとグランドで練習に励み、雪かきをする生徒に頭が下がる本日でありました。MA