いよいよ中学生の皆さんも志望校を決定し、合格めざし受験勉強にも一層励んでいるところだと思います。私も、19年前に高校受験のために勉強に励んだ記憶があります。私は、第2次ベビーブームの世代で受験者数が最も多い時代でした。「受験戦争」「新教研」「偏差値」などの言葉が多く聞かれ、高校受験のために多くの時間と費用を費やすことが当たり前のときでもありました。
今、そのときのことを思い出すと結果はどうであれ、受験勉強に励むことが出来たことに、とても自信と満足感を覚えたような気がします。夜、2時、3時まで英語の単語を何度もノートに書たこと。歴史の年表を枕元に置いて覚えたこと。朝早く起きて、方程式や関数の勉強をしたこと。時には勉強の合間にラジオを聴いたことなど様々な思い出が思い出されます。そんな受験勉強をしながら常に心に留めておいたことがあります。それはゴールイメージで、志望校に合格したことをイメージすると共に、志望校での生活を強くイメージしました。そうすることにより、嫌いな勉強も頑張ることができました。
先日、高校時代の同級生の子供が三者面談を終え、聖光学院を受験することに決まったとの連絡が入りました。英語が苦手なので今、一生懸命に塾に通いながら勉強に励んでいるようです。ぜひ合格することを心から強く願っています。また、中学生の皆さん。「志望校合格」の強いイメージを持ちながらそして、志望校での活躍をイメージしながら受験勉強に励んでください。