今日は春季県大会の決勝戦がありました。結果は優勝、今大会は特に投手陣の踏ん張りが目立ちました。今日は2年生の中多が先発で、エースの横山に継投するプラン。夏のメイン会場いわきグリーンスタジアムで、軸の3人をマウンドに上げる予定でしたが、中多が予想以上のナイスピッチングで横山の出番はなし。試合後は「投げたかったです」と言っていましたが、後輩の活躍に大いに刺激を受けたでしょうから、東北大会で頑張ってもらいます、ハイ。
さて、今日から学校では教育実習生の受け入れが始まりました。その中で、体育科の実習生で2005年の夏に1番打者として甲子園に出場した、「聖光野球部の申し子」中島周作が母校に帰ってきました。彼は、入学当時、本当に力がありませんでした。体の線は細いし、肩は弱いし、バッティングもボールは飛ばないし・・・。でも彼は、野球の才能はそんなになかったかもしれなかったけど、努力する才能は人一倍ありました。2年生になってBチームのレギュラーをとって、でも新チームでは控え、一冬越えて3年の春にやっとレギュラーどり。
彼はいつも我々の話しを真剣に聞いていました。そして、誰よりも努力をする男でした。そうやって強い心を手に入れ、彼は聖地に立ったのです。2005年夏の決勝、学法石川戦の右中間の3塁打は今でも脳裏に焼き付いています。
そんな彼が「先生」として母校に帰ってきました。これは現役選手もきっと勉強になります。多くのものを先輩、いや「先生」から学び取って欲しいと願っています。
さあ、明日から東北大会、そして「夏」に向けて再スタートです。東北大会は地元開催、抽選会は今週の金曜日、皆さん、応援よろしくお願い致します!!(Yokoyama)