大学に入ってくどくど(?)言われ続けたのは、「問題意識を持て」ということでした。高校を卒業するまで、親や先生や周囲に守られぬくぬくと生活し、自分を基準とした物の見方しかできなかった私には、「問題」というものが何なのかさえ理解できませんでした。大学での研究を続け、本当にその意味を理解したのは社会に出る頃でした。教授、言い続けてくれてありがとう。
高校生である生徒のみなさんに問題です。「問題意識を持つ」ってどういうことでしょう。過ぎるまま流されるままに毎日を過ごしていていいのかな?あたりまえにやっているけど、それって当たり前なのかな?
疑問を持つことは新しい視点を持つことです。世界に目を向けることです。自分を守ることです。今の自分が「井の中の蛙」であるかもしれないことに気付き、謙虚に鋭く生活してみましょう。(K)