昨日のブログでご紹介した、聖光学院野球部平成20年度主将黒羽剛広君の言葉です。
「好き」という言葉は「愛情」という言葉にも変えられます。「愛情」とは辞書で調べると「相手を自分にとってかけがえのない存在としていとおしく思う事」とあります。黒羽君は「自分にとってかけがえのない相手」をチーム、もしくはチームメイトと捉えたのですね。
「愛情を注ぐ」とは、甘やかすことではありません。かけがえのない存在だからこそ、相手に裏表なく立派に成長してほしいからこそ、厳しく当たることができるのです。優しいからいい人、何も言わないからいい先生、これ、間違いですよね。
皆さん、よく思い出してみて下さい。意外と楽しかったことよりも、辛かったことの方が思い出されませんか? 楽しいことももちろんですが、辛かったこと、苦しかったことが今の自分を支えてくれている。優しい先生より、厳しい先生の方が思い出に残っている。そんなものですよね。
あなたの周りの厳しい人、その人が本当はあなたに一番の愛情を注いでくれている人かも知れませんね。(Yokoyama)