1週間前、3月1日に第45回卒業式が挙行されました。卒業式が終了後、野球部では恒例の現役部員と卒業する3年生部員の「送別会」が室内練習場で開かれました。
3年生部員一人ひとりが、現役部員に対してメッセージを送ります。そして、最後の3人。副主将の有松洋一郎君と岡崎航君は感極まって涙・涙・・・。そして最後に主将だった黒羽剛広君。
「俺はこのチームが好きだった。好きだったからこそいろいろな事が見えて、そして許せないこともたくさんあって、でも好きだったからこそ妥協せずに強くあたることができた。」 黒羽剛広、成長したなあ〜と心底関心。「好きだからこそ、許せない事」がある。入学当初はセンスはあるけど精神的に甘い、というのが彼に対する統一見解。それが、ここまで成長してくれたこと、人間的に大きくなってくれたことを本当に嬉しく思います。
そしてもう一言、彼は現役部員に対し、「高校野球生活に悔いがある。それは斎藤監督を日本一の監督に出来なかったこと。全国制覇の壁は厚いけど、でもその夢はお前らに託す」そういって卒業していきました。こいつ、「男」だな〜と。我々も彼らの挨拶を聞いて、感動でした。
卒業式の翌日、彼は東芝の寮に戻り、練習を再開しました。報告では、練習試合で4打数4安打と順調なデビューを果たしたそうです。社会人のスピード、パワーを身に付けるのはまだまだ時間がかかると思いますが、いつか必ず主力選手となって都市対抗の舞台に立ってくれることを願っています。頑張れ黒羽剛広!! そして野球部卒業生!! (Yokoyama)