本日阪神甲子園球場で開催された第99回全国高等学校野球選手権大会の2回戦は、宮崎代表の聖心ウルスラ学園高校と対戦し、5対4と逆転勝利をおさめました。
聖光学院の先発はダブルエースの前田秀紀君。前田君は立ち上がり聖心ウルスラ打線をわずか5球で抑える最高のスタートをきります。その裏聖光打線は二死から3番瀬川航騎君、4番仁平勇汰君が連続ヒットで出塁してチャンスを作るも無得点に終わると、2回前田君がウルスラ打線につかまりまさかの3失点。初回のスタートとはうってかわって一気に苦しい試合展開となります。
しかし3回裏、早くも聖光ベンチが動きます。前田君に早くも代打を送る決断、小水内浩太君がバッターボックスに立ちます。小水内君は追い込まれながらもしぶとくセンターへ弾き返し、この夏初ヒット。この小水内君のヒットで聖光打線がつながります。一死二塁とした後、2番松本聖也君が右中間を深々と破る二塁打を放ちチャンスを拡大すると、3番瀬川君がサードを強襲するレフト線への二塁打で2点返し、3回には今日スタメン起用でライト前ヒットを放った小泉徹平君を1番矢吹栄希君がタイムリーで返し、同点に追いつきました。
こうなると試合は聖光ペース。5回と9回に相手のバッテリーミスで1点ずつを挙げると、4回から登板したエース齋藤郁也君がウルスラ打線を9回の本塁打の1点に抑え、6イニングで被安打4の7奪三振の好投で1点差勝利、見事な粘りで2年連続で甲子園2勝を挙げました。
次戦は19日の第3試合で、熊本の秀岳館高校と広島の広陵高校の勝者と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!