本日阪神甲子園球場で行われた第99回全国高等学校野球選手権大会の1回戦は、岡山代表おかやま山陽高校と対戦し、6対0の完封勝利で2回戦へ勝ち上がりました。
今日の先発はエース齋藤郁也君。県大会の準決勝で指の皮がはがれ、その回復具合が気になるところです。
試合は先攻の聖光学院がおかやま山陽高校の先発大江投手に三者凡退で抑えられ、その裏齋藤君が相手の先頭打者に右中間に二塁打を放たれ、いきなりピンチを迎えます。送りバントで一死三塁にされますが、齋藤君が相手の中軸を連続三振に斬ってとり、ピンチを脱します。
そして2回表、先頭の柳沼楽人君が内野安打で出塁すると、5番仁平勇汰君がレフトオーバーフェンス直撃の三塁打を放ち先制点を挙げます。そして続く松本聖也君のライト前タイムリーで幸先良く2点を先制します。勢いづく聖光打線は3回にも柳沼君の犠牲フライで1点を追加、4回には矢吹栄希君がライト戦への三塁打でさらに1点、そして5回にも仁平君のタイムリーで1点と小刻みに加点し、試合を優位に進めます。
一方先発の齋藤君は3回までは制球が定まらず毎回ピンチを迎えますが、要所は得意のチェンジアップとスライダーで抑え得点を与えません。すると4回からはエンジン全開、直球と変化球の見事なコンビネーションで三振の山を築き、終わってみれば奪三振12で打たれた安打は5本で見事な完封勝利、打線も8回に大平悠斗君のタイムリーでダメ押しし、見事初戦を6対0で乗り切りました。
次戦は宮崎代表の聖心ウルスラ学園と15日の第4試合で戦います。皆様、ご声援よろしくお願い致します。