福島市の県営あづま球場をメイン会場に開催されていた第68回東北地区高等学校野球福島県大会が今日幕を閉じました。
聖光学院は、準々決勝で学法石川に14対5の7回コールドゲームで完勝し、勢いに乗るかと思われましたが、続く準決勝の磐城高校戦で9対10という大乱戦にまさかの敗戦。初戦の須賀川高校戦に続く「投壊」状態で窮地に追い込まれて本日の3位決定戦に挑むことになりました。
対戦相手はこちらも準決勝で優勝した光南高校に1点差負けを喫した日大東北高校。過去3年間夏の決勝を戦った両校が3位決定戦で東北大会の座をかけて戦いました。
昨日の敗戦からどこまで立ち直るか、修正できるかがポイントであった今日の試合、先発は昨日制球難でノックアウトされた主戦鈴木拓人君。鈴木拓君は今日はとにかく我慢の連続。しかし、昨日はその我慢が出来ずに自滅した鈴木君が連投の疲れが残りながらも今日はまさに粘投。ピンチの連続も打線が粘り強く援護、8回途中からは新戦力の2年生堀田陸斗君が安定した制球力で日大東北の追撃を振り切り、6対4で勝利しました。
これで野球部は連続優勝は途絶えたものの、7大会連続の春の東北大会出場。投手陣の整備は急務ながらも、次のステージに駒を進めました。
今大会も大変多くの皆さまにご声援を頂きました。誠にありがとうございました!