本日開成山球場で行われた第67回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の2回戦は、日大東北高校と対戦して延長14回大接戦の末、サヨナラ勝ちでベスト8進出を決めました。
試合は聖光学院のエース鈴木拓人君、日大東北は左の技巧派左腕半田雄瑚君の先発で始まりました。試合は2回、先頭打者の加納皐君がセンター前ヒットで出塁すると、門井泰寿君が送りバントでしっかり進めると、7番鈴木俊輔君がライト前タイムリーを放って先制点を挙げます。しかし、3回に二死から3連打で同点に追い付かれると、それ以降は両投手の投手戦が展開されます。両校チャンスを作りながら得点できず、試合は延長戦となりました。
延長戦に突入後は、完全に日大東北ペース。聖光学院に守備のミスが重なり、11回には2失策に1四球で一死満塁のピンチ。さらに12回にも一死一・二塁、14回も二死一・三塁と非常に苦しい展開。しかし、このピンチの連続を凌いだのはエース鈴木拓君の魂の投球でした。鈴木拓君は11回のピンチを連続三振で脱するなど、気迫の投球。延長戦に入ってからストレートのMAXが自己最速の140km/hを計測するなど、圧巻の投球。まさにエースの自覚漲る好投でした。
何とかエースの粘投に応えたい聖光打線は、延長14回裏、とうとう2番手日大東北の主戦磯上海大君をとらえます。先頭の小泉徹平君が相手のエラーで出塁すると、2番松本康希君が送り、続く3番瀬川航騎君が高目に浮いたスライダーをレフト頭上に!! これが起死回生のタイムリーツーベースとなり、サヨナラ勝ちを収めました!!
次戦は、19日(土)にいわきグリーンスタジアムで小高工業高校と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します!!