本日開成山球場で開催された第67回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の1回戦、対安達高校戦は9対0の7回コールドゲームで初戦を突破しました。
県北支部予選では準優勝し、前チームからの主戦松本壮太郎投手を擁する安達高校に、支部予選免除でまだ公式戦経験のない聖光学院、戦前は接戦が予想されました。
初回表、今日先発の新エース鈴木拓人投手はいきなり先頭打者にセンター前ヒットを放たれますが、一死後その走者をけん制で刺すものの、3番打者に再びライト前ヒットを打たれてしまいます。しかし、4番打者を三振に斬ってとりピンチを脱すると、その裏聖光打線は2つの四球でチャンスを作ると4番の鎌倉誠君がスライダーをレフト前ヒットに運び、1点を先制します。
続く2回裏、7番の門井泰寿君がレフト線に二塁打を放つと、河野廉君が相手の失策で出塁して一死二・三塁のチャンスを作り、1番小泉徹平君が打席に。その小泉君は、カウントスリーボールツーストライクから高めの直球を振り抜き、ライトオーバーの三塁打を放って2点を追加します。
その後も聖光打線は7番打者門井君の4打点の活躍もあって順調に加点。6回にも2番松本康希君の長打で1点を追加、7回までに9点を奪う猛攻で一方的なペースに持ち込みました。
一方先発の鈴木君は2回以降圧巻の投球。2回から6回まで毎回の8奪三振、初回の三振を含めて9奪三振を奪い、2回以降は被安打1。7回の一死後に登板した2番手前田秀紀君も1安打を放たれるものの、安定した投球で後続を三振に斬って取るなど失点を許さず、結局9対0の7回コールドで安達高校を倒し、2回戦進出を決めました。
2回戦は明後日14日に日大東北高校と郡山商業高校の勝者と対戦します。皆様、新チームもご声援よろしくお願い致します。