本日、午後より第46回校内弁論大会が行われました。32名が参加した予選会を見事通過した弁士9名が全校生を前に、堂々たる発表を繰り広げてくれました。
本日の予想最高気温は30度、その暑さに増して弁士達の熱い想いに堂内は始まる前から、熱気が充満しておりました。 トップバッターは、サッカー部の3年生普通科進学コースA組の伊東篤志君(信夫中出身)、演題は「準備がすべて」から始まり、1年普通科進学コースA組の松本昂史郎君(飯野中)「ネット社会とコミュニケーション」、次いで、1年情報電子科の三浦陸君(伊達中)「夢」、2年普通科進学コースB組の錦織奎真君(梁川中)「今日から親にすべき事は」、3年普通科進学コースB組の渡邊黎哉君(松陽中)「上昇志向」、1年普通科福祉コースの伊藤朱里さん(福島第二中)「当たり前を心がけよう」、2年情報電子科の伊藤志帆さん(清水中)「出会い」、3年普通科福祉コースの橘内なぎささん(梁川中)「ボランティアと教育」、2年普通科福祉コースの宍戸美紀さん(福島第一中)「家族」について、それぞれが今伝えたいことを熱弁してくれました。
どの弁論も実に良くまとまっており、審査委員の先生方も甲乙付けがたいものだったと思われます。審議の時間も結構かかっていたところを見ると、かなりの激戦だったことを物語っていました。
さて、栄えある理事長賞に輝いたのは、2年情報電子科の伊藤志帆さんでした。もともとは浪江町に住んでいた伊藤さんが震災後、避難を余儀なくされ、苦悩の日々を続けるなか、さまざまな方との出会いを弁論した内容はもちろん、声の大きさや態度等、どれも素晴らしい発表でした。次いで、優秀賞は1年普通科福祉コースの伊藤朱里さんと2年普通科福祉コースの宍戸美紀さんの2名が受賞されました。
今年の弁論、どれもが素晴らしい内容のものばかりでした。弁士のみなさん、本当にお疲れ様でした。また、暑いなか、静かに聞いていた全校生の姿勢も立派なものでした。来年は更なる熱い弁論大会となるよう期待しております。