本日開成山球場で行われた第93回全国高等学校野球選手権福島大会の準々決勝対白河高校戦は7対1で勝利、ベスト4進出を決めました。
今日の相手は県南地区の白河高校。白河高校は初戦で昨年の準優勝校光南高校を接戦で破った実力校です。試合はその光南高校を1失点に抑えた2年生の松本亘投手が先発してきました。松本投手は2年生ながら130km/h中盤のストレートにスライダーやフォークを武器にする好投手。コントロールも良く聖光打線は2回まで遠藤雅洋君のヒット1本に完璧に抑えられました。
しかし、3回先頭の8番川合祥太朗君が変化球をジャストミートしてレフト戦へ2塁打すると、歳内君が送りバントで走者を進め、1番斉藤侑希君が四球、2番斎藤湧貴君が死球で一死満塁。ここでバッターは遠藤君。遠藤君はツーナッシングからの3球目のアウトコース低目の変化球を何とか食らいつき三遊間へのゴロ。これを相手サードが捕球後一塁へ悪送球。これでまず2点を先制します。なおも二死2・3塁から5番芳賀智哉君がこれも追い込まれてからアウトコースの難しい変化球を左手一本で拾って一・ニ塁間へタイムリー。執念の一打で2点を追加、さらに今大会初スタメンの主将小澤宏明君が初球のスライダーを右中間へ2塁打を放ってさらに1点を追加。この回一挙5点を挙げました。
一方聖光学院の先発はエース歳内宏明君。今日の歳内君は先頭打者を5回出塁させるストレスのかかる投球。しかし、走者を出してからが真骨頂とばかりに我慢の投球。MAX142km/hのストレートに、スライダー、そしてスプリット・フィンガード・ファストボールを駆使して奪三振12、無四球の完投勝利でチームをベスト4に導きました。
準決勝は明後日26日に午前10時より同じく開成山球場で行われます。対戦相手は東日本国際大学附属昌平高校といわき光洋高校の勝者となります。両チームとも大変力のある好チームだけに激戦が予想されます。皆様、応援よろしくお願い致します!!