去る6月19日(日)に東日本大震災の避難所となっているあづま体育館と梁川体育館で慰問演奏会を行いました。
参加したのは部員16名で、今も苦しむ避難所生活を余儀なくされる方々に何かできることはないかということで今回の演奏会が実現、部員たちは心をこめて美しい音色を奏でました。
演奏した曲目は①となりのトトロ ②海の見える街 ③少年時代 ④乾杯 ⑤ふるさと の5曲。また、体験コーナーも設け、子供からお年寄りまでベルを実際に鳴らしてもらい、楽しんで頂きました。部員達も被災者の方々と交流し、普段の生活ではあまり見られないような、とても良い表情をしていました!!
また、被災者の方々と演奏した「ちょうちょ」では、ほんの数分間の練習とは思えない程皆の心が一つになり、素晴らしい曲になりました。会場からはもちろん大きな拍手を頂きました。
そしてこの演奏会で最後の演奏曲になった「ふるさと」。まさに避難所生活を余儀なくされている被災者の皆さんは、今「ふるさと」を失いかけている状況にあるわけで・・・。ハンドベルの演奏に涙を浮かべながら口ずさむ人もおり、「ふるさと」への強い想いを感じさせる感動的なシーンとなりました。
まだ先の見えない原発事故。何とか、何とか一日も早くこの問題が終結し、数多くの避難者が「ふるさと」に戻れることを祈るばかりですね。