本日、参議院議員の橋本聖子先生が、聖光学院高校を訪れ、野球部を激励して頂きました。
橋本先生は県会議員の桜田葉子先生と参議院議員森まさ子先生と共にお昼過ぎに本校野球場にお見えになりました。被災地福島の視察に来られた橋本議員でしたが、福島選出の森先生と本校の理事を勤める県会議員の桜田先生との関係もあり、明日を担う若者へのエールと言う意味合いで選手に激励をされました。
橋本先生はいわずと知れた「オリンピックの申し子」で、スピードスケートで4回、自転車競技で3回ものオリンピックを経験された日本屈指のアスリート。前回のオリンピックでは選手団の団長も勤め、日本スポーツ界の第一人者でもあります。
橋本先生は、「私は実は小学生のときに腎臓の病に見舞われた。そして高校時代にも再発し、それが原因で2つもの病気を併発し苦しんだ経験がある。でも、最初の病気があったから次の病気にも打ち勝てたし、競技人生にもその経験が生きた」こと、「いつも究極の場面を想定して練習していた」こと、「普通の生活では味わえない苦境、困難に立ち向かうことは素晴らしい」こと、「全ての原動力は感謝の気持ちである」ことなどなど、選手の質問にも丁寧にご自分の経験をもとに答えてくださいました。
聖光学院野球部は実は今日の午後に初の北海道遠征に出発。行く先は苫小牧市。なんと橋本先生の母校は駒大苫小牧高校で、今日は苫小牧から福島入りと、何とも不思議な縁を感じます。最後に主将の歳内宏明君が「福島や東北を背負って戦えるだけの人間に成長できるように、チーム作りをしていきたい。ご多忙の中足を運んでいただき、本当にありがとうございました。」と挨拶し、先生は次の視察地へと向かわれました。
国会議員橋本聖子先生、というよりアスリート橋本聖子選手との対面、と言ったほうが生徒にはピンと来るかも知れませんが、どちらにせよ生徒には本当に大きな出会いとなりました。橋本先生も、「聖光学院を応援します!」と温かい言葉を頂き、選手たちも俄然モチベーションがアップしたようです。
野球部選手は現在北海道へと向かうフェリーの中。明日から橋本先生が青春時代を過ごされた苫小牧を拠点に、たくさんの勉強をしてきてもらいたいですね!!