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本日平成22年度表彰式を挙行致しました。明日卒業式を迎える3年生のこれまでの足跡を表彰するこの式は毎年恒例になっていますが、今年も数多くの生徒が壇上に上がり、表彰を受けました。受賞者の皆さん、本当におめでとうございます!!
中でも皆勤賞が54名、精勤賞が51名と去年を大幅に上回っているのは立派です。全3年生の約26%の生徒が皆勤賞ということですから、4分の1の生徒が3年間学校を一度も休まなかったことになります。そして3年次の1年間に限定すれば実に50.7%の生徒が欠席なしだったわけです。皆、凄いですね!!
さあ、高校生活も卒業式を残すばかりとなりました。明日、晴れの卒業式の舞台、最後までしっかりとやりましょう!!
理事長賞
MA 宍戸篤史(信陵中) 原義治(梁川中)
MB 金久保遼(楢葉中) 安齋正樹(福島大学付属中) 幕田一成(醸芳中)
T 古関美月(伊達中) 木村拳吾(大鳥中)
RA 熊坂理(桃陵中) 齋藤和樹(岩代中) 齋藤大輔(清水中) 佐藤寛哉(平野中)
村島大輔(大鳥中) 小野亜実(桃陵中) 菅野 楓(東和中)
RB 高野夏輝(飯野中) 小田菜乃花(松陽中) 齋藤絵理子(醸芳中)
日本私立中高連合会長賞
RB 菅野 郁(桃陵中)
産業教育振興中央会長賞
T 古関美月(伊達中)
全国電子工業教育研究会長賞
E 井上健太郎(白石中) T 遠藤直人(梁川中)
全国情報技術研究会賞
T 佐藤大希(桃陵中)
県産業教育振興会賞
MB 金久保遼(楢葉中) E 渡邉正幸(信夫中) T 木村拳吾(大鳥中)
県産業教育振興会県北支会賞
MA 宍戸篤史(信陵中) MB 安齋正樹(福島大学付属) E 佐藤良祐(福島第三中)
T 中村将太(北信中)
全国ジュニアマイスター顕彰
特別表彰 T 古関美月(伊達中)
ゴールド MA 原 義治(梁川中)
シルバー MA 安藤悠気(桃陵中) 宍戸篤史(信陵中)
MB 安齋正樹(福島大学付属) 金久保遼(楢葉中)
聖光マイスター顕彰(後期表彰)
特別表彰 T 古関美月(伊達中)
スペシャリスト MB 安齋正樹(福島大学付属中)
ゴールド MA 安藤悠気(桃陵中)
ブロンズ T 鈴木恵(福島第三中)
皆勤賞
MA 菅野智博(松陽中) 栗原和樹(福島第三中) 鈴木大介(北信中) 原義治(梁川中)
MB 大河内達(松陽中) 金久保遼(楢葉中) 金谷貴明(月舘中) 黒津将冶(北信中)
近藤将太郎(伊達中) 齋藤智文(桃陵中) 高橋聡輝(桃陵中) 高橋望(信陵中)
幕田一成(醸芳中) 村上優太(田子中) 渡邉昌宗(桃陵中)
E 井上健太郎(白石中) 大塚蒼(中央台北中) 今野智弘(大鳥中) 齋藤暢人(松陽中)
佐藤良祐(福島第三中) 高橋樹利亜(信夫中) 半澤照大(醸芳中) 渡邉正幸(信夫中)
T 貝沼広基(平野中) 佐藤和樹(大鳥中) 相馬一輝(月舘中) 二階堂大輔(川俣中)
西岡周峰(天王寺川中)
RA 板倉皓太(老松中) 今井 駿(伊達中) 上田政宗(福島第三中) 大内渉平(福島第四中)
菊池惇平(塙中) 小林祐太(行健中) 齋藤大輔(清水中) 西上祥平(荒牧中)
渡辺一貴(醸芳中) 伊藤眞子(小浜中) 小野亜実(桃陵中) 菅野楓(東和中)
RB 小賀坂優(福島第四中) 澁谷優輝(桃陵中) 鈴木史哉(日新中)
住吉秀仁(郡山第七中) 根本康一(信夫中) 渡辺海(白沢中) 渡辺祐介(梁川中)
菅野郁(桃陵中) 増田優花(醸芳中)
F 太田考紀(月舘中) 大槻和也(福島第三中) 永井貴大(県北中) 安蘇結衣(西根中)
横須賀永理佳(北信中)
精勤賞
MA 荒木直人(二本松第一中) 安齋駿(安達中) 大橋勉(霊山中) 岡崎一樹(伊達中)
菊田勝(伊達中) 小松崎佑(赤塚中) 佐藤滉洋(霊山中) 高荒勇生(飯野中)
山岸亮介(西根中) 遊佐貢次(松陽中) 渡邉直貴(福島第四中)
MB 安齋正樹(福島大学付属中) 井上陽介(大鳥中) 菊田駿(平野中) 紺野智樹(平野中)
斎藤美勇士(松陽中) 佐藤謙太(月舘中) 千葉浩(県北中) 外山武裕(塩川中)
半澤祥太(松陵中) 古山大樹(醸芳中) 町田敏彦(大鳥中)
E 小松健太(北信中) 富田隼人(岳陽中)
T 遠藤直人(梁川中) 河原歓人(大玉中) 古関美月(伊達中)
RA 小野弘喜(天栄中) 管野公士(常葉中) 齋藤和樹(岩代中) 齋藤英哉(北信中)
佐藤寛哉(平野中) 篠崎健二郎(平第三中) 村島大輔(大鳥中) 渡邉憲斗(川俣中)
桑島美有(西根中) 山本江美(梁川中)
RB 伊藤光祐(北信中) 遠藤昌史(石神中) 大橋洋平(松陽中) 奥裕亮(西谷中)
鈴木翔汰(大槻中) 高野夏輝(飯野中) 花房優太(中村第一中)
星祐太郎(郡山第五中) 蒔田奈千(渡利中) 山口宏希(野田中) 渡邉和樹(醸芳中)
渡邉大貴(霊山中) 齋藤絵理子(醸芳中) 高野詩子(飯野中)
文化功労賞
MA 原義治(梁川中)
体育功労賞
柔道部 MA 大内啓佑(二本松第三中) 佐藤滉洋(霊山中) MB 井上陽介(大鳥中)
紺野智樹(平野中) 高橋望(信陵中) 千葉浩(県北中) E 今野智弘(大鳥中)
T 河原歓人(大玉中)RA 古内彰(信陵中) RB 澁谷優輝(桃陵中)
卓球部 MA 原義治(梁川中) RA 佐藤寛哉(平野中) 大内渉平(福島第四中)
RB 八巻翔(県北中)
感謝状
生徒会本部 会 長 MA 原義治(梁川中) 副会長 RB 菅野郁(桃陽中)
書 記 T 佐々木駿(北信中)
宗教委員会 委員長 RB 佐藤祐亮(松陵中)
図書委員会 委員長 E 井上健太郎(白石中) 副委員長 F 大槻和也(福島第三中)
放送委員会 委員長 E 富田隼人(岳陽中)
整美委員会 委員長 E 佐藤良祐(福島第三中)
厚生委員会 委員長 F 森由江(霊山中) 副委員長 RA 古内彰(信陵中)
交通安全委員会 委員長 RB 増川瑞姫(二本松第三中)
聖歌隊 部長 T 須田瑠月(西信中) 副部長 MA 安齋駿(安達中)
機械工作部 部長 E 井上健太郎(白石中)
自動車部 部長 MB 今村拓也(伊達中)
美術部 部長 RB 菅野郁(桃陵中)
華道部 部長 F 矢口結佳(北信中)
書道部 部長 MA 原義治(梁川中)
ブラスバンド部 部長 T 鈴木恵(福島第三中)
アマハム部 部長 MA 菅野智博(松陽中)
剣道部 部長 MA 船山隆介(梁川中) 副部長 RA 今井駿(伊達中)
柔道部男子 部長 T 河原歓人(大玉中)
柔道部女子 部長 RA 桑島美有(西根中)
弓道部 部長 E 岡崎悠吾(松陽中) 副部長 RB 小田菜乃花(松陽中)
野球部 部長 RA 村島大輔(大鳥中) 副部長 RB 星祐太郎(郡山第五中)
RA 齋藤英哉(北信中)
バレーボール部男子 部長 T 佐藤和樹(大鳥中) 副部長 MB 古山大樹(醸芳中)
バレーボール部女子 部長 RA 菅野楓(東和中) 副部長 RA 伊藤眞子(小浜中)
ラグビー部 部長 MB 高橋聡輝(桃陵中) 副部長 F 永井貴大(県北中)
サッカー部 部長 T 木村拳吾(大鳥中) 副部長 MB 半澤祥太(松陵中)
テニス部 部長 MA 宍戸篤史(信陵中)
バスケットボール部 部長 MA 丹治知隆(福島第一中)
卓球部 部長 RB 渡辺健吾(平野中) 副部長 T 佐藤大希(桃陵中)
陸上競技部 部長 F 太田考紀(月舘中)
バドミントン部 部長 T 遠藤直人(梁川中)
表彰状伝達
平成22年度日本学生野球協会表彰 RA 村島大輔(大鳥中)
福島高等学校野球連盟優秀選手表彰 RA 大内佑太(野田中)
第89回全国高校サッカー選手権大会福島県大会 優秀選手 RB 小賀坂優(福島第四中)
平成22年度福島県優秀選手賞 柔道部
MA 大内啓佑(二本松第三中) 佐藤滉洋(霊山中) MB 井上陽介(大鳥中)
紺野智樹(平野中) 高橋望(信陵中) 千葉浩(県北中) E 今野智弘(大鳥中)
T 河原歓人(大玉中)
RA 古内彰(信陵中) RB 澁谷優輝(桃陵中) RA 桑島美有(西根中)
RB 増川瑞姫(二本松第三中) 三浦楓(二本松第三中)
高校生新聞社賞・福島県書初め展書初め大賞 MA 原義治(梁川中)
※全国大会に出場した野球部3年生全員と卓球部渡辺健吾君、国体福島選抜のメンバーに選出されたサッカー部の小賀坂優君、全国ジュニアマイスター特別表彰受賞の古関美月さんは、明日の卒業式において学院特別表彰を授与することになっております。
2月26日付のスポーツニッポン紙福島版に、本校野球部の3年生が取り上げられました。
メインで扱われたのが大阪産業大学へ進出する中多惇投手(情報電子科)。中多君は1m83cmの長身右腕で、130km/h後半の直球にカーブ、スライダー、ツーシーム、カットボールなどの変化球を駆使する好投手で将来が有望視される逸材です。高校時代は2年生ながら甲子園のベンチ入りを経験するなど次世代のエース候補でしたが、秋は不調に、そして春先に肘を痛めるなど怪我に泣き、とうとう最後まで登板の機会は得られませんでした。しかし、決して腐ることなく献身的にチームに尽くし、9月以降もグラウンドに欠かさず足を運び大学進学後の復活を期してトレーニングを重ねてきた苦労人です。進学先は阪神大学野球連盟1部リーグの大阪産業大学。中多君は「聖光学院で野球だけじゃなく、1人の人間として大切なことを学んだ。未熟な自分に期待してくださった人たちに今から本当の恩返しをしていくつもり」と抱負を語っています。
また、2年生エース歳内宏明君(情報電子科)、芳賀智哉君(電気科)をリードし、甲子園ベスト8進出の立役者となった星祐太郎君(普通科進学コース)、2年連続レギュラーとして甲子園の土を踏んだ山口宏希君(普通科進学コース)、入学当初は育成(3軍)から這い上がりレギュラー獲りした板倉皓太君(普通科進学コース)も写真入で紹介。流通経済大学に進学する星君は「1年生からレギュラーを目指す」と意欲を見せれば、専修大学に進学する山口君も「まずは高いレベルについていけるように必死でやる」と話し、神奈川工科大学に進学する板倉君も「聖光の泥臭い野球を大学でも貫く」と力強いコメント。
卒業式を3月1日に控えた3年生の選手たちは、大学での練習から一時帰福し、昨日(26日)も聖光学院野球場で後輩たちのサポートを行っていました。OBの活躍は我々にとって何より嬉しいことです。卒業後も是非とも頑張ってください!!
本日は3年生の登校日です。17日以来の3年生の登校、礼拝堂も後方までびっしりと生徒で埋まりました。
卒業礼拝では佐々木栄悦宗教主任が「出発」と題して説教を、また遠藤道雄理事長が講話を行いました。中でも遠藤理事長は、卒業生に対し社会人としての心構えとして、「時間」「場所」などを題材にメッセージを送りました。
また、同窓会入会式では同窓会会長の浅倉俊一氏(ダイユーエイト社長)が出席できなかったため、副会長の須田信男氏(プロショップ信社長)が挨拶を行いました。今年の卒業生は218名。これで同窓会会員数は12,121名となりました。
3年生にとって登校日は今日を含めて後3日。盛り沢山の1日となったこの日の締めくくりは卒業式の予行。高校生活最後の晴れ舞台に向けて、準備は着々と進んでいます!!
今年の校内読書体験記コンクール入賞者は下記の通りです!!
最優秀賞 菅野 楓さん(3年普通科進学コース 東和中卒)
題名『生きる力』 (本・『電池が切れるまで』 すずらんの会編・角川文庫)
優秀賞 菅野 郁さん(3年普通科進学コース 桃陵中卒)
題名『心に残る言葉』 (本・『檸檬のころ』 豊島ミホ 幻冬舎)
佳 作 松浦里奈さん(2年普通科進学コース 県北中卒)
題名『告白を読んで』 (本・『告白』 湊かなえ 双葉社)
長谷川孝則君(1年普通科進学コース 県北中卒)
題名『本を読んで変わった自分』
(本・『今、かわらなければいつかわるんだ やれ!』 吉野敬介KKロングセラーズ)
髙橋彩乃さん(1年普通科進学コース 月舘中卒)
題名『たくさんの感謝』 (本・『明日もまた生きていこう』 横山友美佳 マガジンハウス)
横山遥香さん(1年普通科進学コース 醸芳中卒)
題名『ハナミズキ』を読んで (本・『ハナミズキ』 吉田紀子 幻冬舎)
以上の皆さんおめでとうございます。読書とは、自らの教養を高め、感性を磨き、人間を創るために本当に有意義なものだと思います。感じた事を大切に、自らの生活に是非とも生かして貰いたいものですね!!
2月19日に福島市大町のチェンバおおまちで行われた第3回奥州街道福嶋村川柳甲子園の優勝決定戦で、2年普通科福祉コースの土屋あかりさん(桃陵中卒)が見事優勝に輝きました。
同コンテストは県内外から約1200句(高校生約1000句)の応募から8人が入選し、高校生の部の決勝トーナメントに進出。その中の1人に選ばれた土屋さんは指導担当の原田美代子教諭や友人らと共に、この日に備えて「準備」をしてきました。
決勝トーナメントは「句題」に対し「即興」で句を詠む難しいもの。しかし土屋さんは練習の成果もあり、決勝では「巣立ち」という句題に対し、「巣立ち時『行って来なよ』と桜咲く」と詠んで堂々の優勝。土屋さんは「授業で学んだ成果が出た。原田先生や友人がいろいろと協力してくれたおかげ。それがなければ優勝なんてなかった」と話してくれました。
この川柳甲子園では2年前に本校の現3年生の大内佑太君が優勝して以来2年ぶり2回目。本校では国語科が主導し、このようなコンテストに積極的に参加して生徒の心の教育に役立てています。
土屋さん、本当におめでとうございます!!
インタビューシリーズ最後の登場は、前生徒会長の原義治君に話しを伺います!!
原君は前生徒会長でした。歴代の中でも有数の生徒会長だと個人的には思っているんですが…?
「そうですか?自分自身では好きな事というか、提案したことを実行しようと思ってやっていました。今まで以上に活発な生徒会に! という考えはありましたね。自分自身はあまり堅苦しいのは嫌いで、皆で盛り上がったり楽しくやるのが好きで、高校生活もやっぱり楽しくやりたいじゃないですか?」
私が凄く印象に残っているのは生徒総会でのさばき方、というか。凄く堂々としていて、生徒の質問や要望にも毅然と答えていましたよね。
「色々な要望に応えたい!!という思いが強くて、実は学校の承認を得ないで勝手に答えちゃった部分もあるんですよ(笑)。でも、基本的に最後に学校側と相談します!!って付け加えていたんで、問題なしです(笑)。」
「やっぱり3年に1回の学院祭が自分が会長をやっている時にあったことですかね。初めてだったし、過去の資料もあまりないのでホント手探り状態。なかなかうまく行かなくて、自分もストレスがたまっていた部分もあって、看板の片付ける場所が違う!!って怒鳴っちゃったこともあったりして。でも、やっぱりなんとか本番を終えて、色々な人に声をかけられたんですね。自分達は常に腕章をつけていたので役員だと分かったんだと思うんですが、いい学院祭ですね!なんて言われたりして。やったかいがあったというか、嬉しかったですね。本番でスタンプラリーをやって、最後にくじ引きをやるんですね。そこで事件が・・・」
どんな事件ですか?
「どんなに引いても空くじしか出ない!! 全然当たんない。だから盛り上がらないんです。だってティッシュしか出ないんですから。だからもう1回どうぞ!なんて言ってもやっぱり当たんない。だから、空くじを少なくしたんですね。そうしたら今度は少なくしすぎたのか、運が悪いのか、いいのか。すぐに1等賞が出ちゃったんですね」
ちなみに1等賞は?
「プレイステーション3でした。先に1等が出ちゃったんで、あとが盛り上がらない。なかなかうまくいきません(笑)。午後から来たお客さんで1等狙いの子供連れのおばちゃんがえらくがっかりして。なんでも加減が大切ですね(笑)」
なんで生徒会長をやろうと思ったの?
「はじめて言うんですが・・・。私、2年生の初めに大失敗をしてしまって。凄く自分自身落ち込んだんです。まあ、このまま終わったらダメだなって強く思って、みんなのタメになることというか人の役に立つ事をやって、先生方にも恩返しをしたい、という思いだったんです。自分は書道部と卓球部を掛け持ちしていましたが、これは自分自身のためにやっている事。だから、みんなの役に立つ事って何だろうかって考えたら生徒会長だったんです。これがすぐにでてきました。あいつは前はこうだったけど、終わり良ければ・・・じゃないけど、これからしっかりやらなくちゃって強く思っていました。」
生徒会長に書道部、そして卓球部。三足のワラジはきつかったのでは?
「そうですね。やっぱり時間配分が大変でした。でも自分自身、時間が有り余っているよりも忙しくしていた方が性に合っているというか、めちゃめちゃ充実していましたよ。この3つは自分自身の中でどれも一緒。全部100でやっていました。実は最初卓球部の小川先生に生徒会長をやりたいって言った時、反対されるかな、と思ったんですが、これがあっさりOK。卓球も続けるんだろう?やってみろって。やっぱり部の先生に反対されたらやれなかったと思います。書道部の奥村先生も応援してくれました。もちろん生徒会の阿部正恭先生も。皆さんの協力のおかげで、やり通すことが出来ました。」
卓球部での成績は?
「う~ん。あんまりそこは聞かないで・・・・(泣)。でも渡辺健吾君初め、強い奴が一杯いましたから。でも県大会や東北大会に連れて行って頂いたので(笑)、そこは感謝ですね。近所の人に卓球どうなの? なんて聞かれた時は、はい、東北大会に出場します!!って言ってました。嘘じゃないですもん!! でも最後にちゃんと応援団ですけどって言います。それでお互い笑って、コミュニケーションバッチリです!!」
もうひとつ、原君と言えば“書道”ですよね!!
「そうですね。小学校3年生の時の書道の先生の影響が大きかった。最初は結構ふざけて授業を受けていたりしたんですね。でも、先生がいつだったか思いっきり怒った。ちゃんと書けばお前はもっとうまく書けるんだからやってみろ!!って。何でだかわからないけど、その時自分は泣いちゃったんですね。先生の本気が伝わったんですかね。その時に、家の近くに書道教室があったら入れ!と言われて。それで父に書道をやりたいって言ったんですね。そうしたらありました。めちゃめちゃ家の近くに書道教室が。これも縁ですね~。」
それで書道教室に通ったわけですね。
「中学校の半ばまでその書道教室に通ったんですが、その先生が書道教室を閉めると。理由は先生の体調不良。自分はその先生を尊敬していて、もう習えないんだったら俺ももう書かないって思ったんです。実際高校1年まで書きませんでした。で、高校1年の夏、その先生が急逝してしまった。その時に先生の奥様から先生の作品をいくつか頂いたんです。これを見て、もう一回書かない?と言われたんです。それでもう1回書こう、書道をやろうって思ったんです。それからです。聖光の書道部に入ったのは。」
そこからいろいろ出品したんですね?
「はい。もう手あたりしだい。久しぶりに書いて楽しかったですね。高校の場合単なる書写ではなく、芸術書道なんですね。詳しく言うと時間がないので(笑)、とにかくオリジナリティをだせるんです。それまでとは違う書き方が出来るので楽しかったですね。」
先日福島県書初め展で大賞を受賞しましたね!! おめでとうございます!!
「ありがとうございます。高校時代最後の出展だったので、気合が入りましたね。気合が入りすぎたまま、締め切りになっちゃって、あんまり自信はなかったんですけど、結果的には大賞をとれたので最高ですね!! 朝、父が凄い勢いで2階に上がってきた!! 何事かって思ったら、お前見出しになってるぞって!! ビックリしました。」
原君は機械科で資格取得にも励んでいましたよね?
「そうですね。全国ジュニアマイスター顕彰でゴールドに到達しました。」
ホントですか?もう4足のワラジじゃないですか?
「そうなっちゃいますね(笑)。とにかくあれこれ手を出しすぎかな、と。でも中途半端は嫌いなので。やれば出来るもんですね。」
中学時代からそんなに努力家だったの?
「いや、全くです。中学校時代は部活もあんまり熱心じゃなかったし、勉強はビリから数えた方が全然早い(笑)」
何が原君をそう変えたの???
「自分が変わったのはこの聖光学院に入学してからです。自分でもよく分からないです。でも一つ言えることは、聖光学院の先生はみんな乗せ上手。何かに興味を示すとそこからどんどん攻めてくる(笑)。資格なんかはこのパターン。いいですねえ~なんて言ってると、もうハマっている(笑)。それに、サポートもちゃんとしてくれます。資格にしろ、部活にしろ、生徒をほったらかしにしないんですよ、聖光の先生は。生徒一人ひとりを認めてくれているんです。」
聖光学院が原君を変えた?? のですかね。原君にとって聖光学院はどんな存在ですか?
「難しい質問ですね・・・。そうですね、中学時代聖光学院のイメージは正直下の方の学校だって思っていました。またキリスト教主義の学校でしたから、馴染みが薄いし変な先入観もありました。でも、入ってみると、全然違う。キリスト教も勉強するとなかなか面白い。色々な話しを聴けるので、自分のタメになります。自分にとって数学と英語は大の苦手。象形文字にしか見えない(笑)。高校に入っても無理だって諦めてたんですね。でも、聖光では基礎の基礎から本当に丁寧に分かりやすく教えてくれる。こんな自分にも理解できたんですね。そして、部活動や生徒会活動、そして資格取得と本当に充実した日々を送ることが出来た。だから私にとっての聖光学院と言うのは、“コア”なんです。中心と言うか、核というか。とにかく、ないと成り立たないもの。それ位、自分の中では大きなものですね。」
それだけ原君はこの3年間で大きく成長したんですね。最後に、聖光学院の魅力、そして中学生の皆さんにメッセージをお願いします。
「魅力ですか。なかなか言葉にするのは難しいです。でも、入ったら分かります。絶対後悔しないと思います。聖光の先生はユーモアがあり、面倒見も凄くいい。いつも生徒をちゃんと見てくれています。私立で転勤もないし、ずっと恩師がそこにいる、これは魅力じゃないでしょうか。自分は中学校時代はっきり言って、頭もよくないし、もちろんやる気もなかった。ただ、高校に行ければいいやと、思っていました。でも、聖光に入って自分は変わることが出来た。そういった環境が聖光にはあります。聖光でこれをやりたいって思って入ってくる人はその能力をどんどん伸ばせますし、そうじゃない人も、乗せ上手な先生たちの手で、自分の潜在能力を引き出してくれる。聖光学院はそんな魅力的な学校ですよ。聖光に入った人は、一回りも、二回りも成長出来ると思います!!」
生徒会長に卓球部員、さらには資格取得(ジュニアマイスターゴールド)に書道(県No.1)。まさにスーパーマン的な大活躍の原君。そのバイタリティは凄いですね!! 原君の進路は二松学舎大学の中国文学科の書道専攻。その道を究めるべく、邁進して欲しいですね。聖光学院を原点に、今後の人生での活躍を期待します!!頑張って下さい!!
本日1年生が3~4校時に進路模試を、2年生は4~6校時に進路ガイダンスを行いました。
1年生は3校時が一般常識、4校時に作文に取り組み、2年生は4校時に本校進路指導部長の阿部尚弘教諭から進路希望調査の結果や大学・専門学校の学費や生活費、また本校の進路状況などについて詳しく話しがありました。
また2年生の5校時は分科会となり、就職希望者は礼拝堂で福島公共職業安定所 職業相談部門上席職業指導官の金澤利美様より、職業・産業や多様な働き方に関する理解や将来の進路選択やキャリア形成などに関して講話を聴き、また大学・専門学校進学希望者はそれぞれ別室にて今年度の進学状況や学校選びのポイントなどが本校進路指導部の教員(菅野良平先生・高橋満男先生)から説明がなされました。
6校時には各教室で担任による指導が行われましたが、今日の模試やガイダンスによって進路意識がさらに高まったことでしょう。3年生が卒業を控える今、特に2年生にとっては進路はもう真剣に考えなくてはいけない時期。今日感じた事を大切に、具体的な行動に繋げて欲しいものですね!!