今年で4回目の「華道教室」、本校の華道部にもご協力いただいております『小原流』の平吹わか子・野地祐子先生をお招きし、2年福祉コースを対象とした華道教室が行われました。福祉を学び・福祉で働くことを目的としたコースですが、福祉の勉強だけではなく、施設利用者の心を癒し・和ますという目的のもと行われております。
小原流は19世紀末、小原雲心(おはらうんしん) が「盛花(もりばな)」という新形式のいけばなを創始して、近代いけばなの道を開いたことに始まります。
「盛花」は、口の広い器(水盤)に材料を「盛る」ように花を展開させるもので、それまでのいけばなの、いわば線の動きを主にした構成にくらべ、面的な広がりを強調したところに特徴があります。今ではおなじみの水盤と剣山を使ういけばなは、
小原流が始めたものです。【小原流HPより】