明日は、入学選抜検査合格者(推薦選抜、一般選抜専願)の制服採寸日となっています。
午前9時から午後12時までの間で、新入生の都合の良い時間帯にご来校ください。なお、サイズ確認のため、必ず保護者もお越しくださいますようお願い致します。
ちなみに明日の天気予報は現在のところ、晴れのち曇りとなっており、雪の心配はないようです。皆様のご来校をお待ちしております。
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明日は、入学選抜検査合格者(推薦選抜、一般選抜専願)の制服採寸日となっています。
午前9時から午後12時までの間で、新入生の都合の良い時間帯にご来校ください。なお、サイズ確認のため、必ず保護者もお越しくださいますようお願い致します。
ちなみに明日の天気予報は現在のところ、晴れのち曇りとなっており、雪の心配はないようです。皆様のご来校をお待ちしております。
今日は、3年普通科進学コースの浦克哉君(信夫中出身)にインタビューします。浦君は、なんと福島市の消防職員の試験に見事一発合格。15倍以上の倍率の超難関をクリアしました。そんな浦君に、志望動機、高校生活、そして将来のことなどを聞いてみます!!
なぜ、消防士になろうと思ったのですか?
「昔から消防士になりたいと思っていたわけではありません。私は高校生活の中で、本当に多くの方々に支えられて今の自分がいるんだと実感できました。自分の将来を考えるにあたって、やっぱりそういった方々に恩返しがしたい、人の役に立ちたいって考えた時、消防士になろう! と志したんです。」浦君は、多くの方々に支えられていることを実感した、ということですが、もうちょっと詳しく聞かせてください。
「私は野球部に所属していました。その活動を通して、両親や仲間、その他の保護者の方々の支援があって自分が何不自由なく野球ができるんだと感じていました。特に夏の大会でベンチに入れて頂いたのですが、その時にも本当に多くの人に応援してもらっていると実感し、恩返しのためにも、と必死に頑張りました。野球部の活動で、いろんなことを学ぶことが出来ました。」
進学は考えなかったですか?
「まず自分の将来の夢、というのを考えた時、自分はこうなりたい! と言えるまでのものはなくて、いろいろ考えて人の役に立ちたい、と。そして消防士を志したんですが、もちろん1年目で合格するとは思っていなかったので、駄目だったら専門学校に行こうと思っていました。もちろん、消防士を志すまでは大学も、と思いましたが、明確なこれを勉強したい!! っていうのもなかったので、それだったら消防士になるために・・・というのを優先させました。」
いつ頃の時期に消防士になりたいと思ったのですか?
「3年生になってすぐ位だったでしょうか・・・」
決めてからは、どんな勉強をしましたか?
「とりあえず、夏の大会が終わるまでは野球に集中でした。本格的な勉強は甲子園が終わってから、8月の中旬過ぎでした。福島に帰ってからすぐ、本屋に直行でした。消防士の試験のための問題集を2冊買って、勉強しました。」
勉強、良く間に合いましたね?
「はい(苦笑)。試験は、学科はやっぱり難しかったです。これは落ちたな、と。でも、試験と言っても、これまでの復習、という感じですから、学校の試験の延長線上です。自分は中学校の時から授業は大切にしていましたし、特に試験前はめちゃくちゃ勉強しました。中学校の時も朝方4時くらいまでやりましたし、高校でも同じです。高校では試験前に野球部で"勉強会"をやっていましたから、これも良かったです。」
他にはどんな試験があったんですか?
「1次では実技試験と作文です。実技試験は、腕立て伏せやシットアップ、三段跳び、2分間のシャトルラン?、とターンダッシュをやりました。作文は"住みよい街とはどういう街か"という問題でした。2次では面接と適性検査でした。面接は2日連続で、1日目は試験官が4人、2日目は副市長さん? が面接官でした」
それらの対策は?
「実技試験は、野球部を引退してからも、ランニングと腕立て・腹筋なんかは毎日やっていました。作文は、特に何も…。もともと得意ではなかったのですが、野球部で結構レポート提出っていうのがあったので…。好きな野球のことだったんで、一生懸命取り組んでいて、文章力はついたかな、と。いま思えば、野球部のレポート効果です(笑)」
そう言えば浦君は11月のマラソン大会で・・・
「はい、優勝でした!! マラソン大会はホント、無茶苦茶走りました。試験は9月で終わったんですが。雑談の中で、俺、マラソン大会で1位になろうかな、って言ったら、予想以上に周りが反応して、応援してくれるようになって。下手したら、それ以上ってことはないけど、野球部の現役時代と同じ位頑張りました。1位になりたいって、本気で思ったんで…。でも、これは消防士の試験とは全然関係ないです(笑)」 (浦君はマラソン大会で、陸上部や他部の生徒を抑えて、見事優勝しました!!)
高校時代の成績はどうだったですか?
「1年生の時はクラスで1位でした。2年生の時は2位? だったと思います。3年生の時は、周りも結構必死だったんで、5番位です。」
部活との両立は大変だったのでは?
「はい。とにかく普段の授業を大切にすること。それと、試験前の"集中力"ですね」
消防士の試験と言うと、結構多くの人が受けますよね。
「はい。確か1次で60数名だったと思います。高校生はもちろん少なくて、大学生や専門学生がほとんどでした。それで2次で8名です。1次の結果通知書が自宅に来ましたが、不合格者には通知が行かないって聞いていましたから、えっ、うそ!! って感じで。自分の中では、もう落ちて専門学校に行くもんだと思ってましたから、逆に2次に向けて気持ちを切り替えるのが大変でした。でも2次試験を受ける時には絶対受かりたい!!って思ってましたから、結果発表までは、ドキドキでした。」
超難関の試験だったんですね。勝因はなんだったのでしょうか?
「まずは、やっぱり聖光野球部です。聖光では、野球の練習だけじゃない、っていうか、ホント、一人間として大切なことを学ぶことができました。中学校時代と考え方は全く変わりました。親への感謝なんて、中学校時代は全然なかったです。いろいろ価値観も変わりましたし、一人の人間としてどうあるべきかって追求していくと、野球だけじゃなくて、勉強だって本気でやんなくちゃいけないって思うようになるんですよね。あとは、普段の授業でしょうか。聖光の先生には気軽に質問できる雰囲気があるんですよね。実際、自分もいろいろ質問していました。」
どんな消防士になりたいですか?
「僕にとっては消防士になることが目標ではないんです。目標は人の役に立つ仕事をする、そういう人間になるってことなんです。だから消防士になるというのはそのための手段です。試験では、はっきり言ってうまくいっちゃったっていうか、ビックリなんですけど、ホント、大切なのはこれからです。まだ、どんな風にすればいいのか具体的には分からないんですけど、日本一の消防士になりたいって思っています。そのために、いつも自分を成長させるっていうか、妥協しないでやろうと、そういう気構えだけは持っていきたいと思います。」
最後に、中学生や後輩にメッセージをお願いします。
「やっぱり目標を持つことです。持っていないと頑張れないです。自分はこうなりたいって、毎日思うことです。聖光学院は、自分がやりたいことに没頭できる環境が揃っています。部活にしても勉強にしても、先生方も応援してくれるので、すごくいい環境だと思います。特に中学生の皆さん、ぜひ聖光学院に来て下さい。絶対後悔しませんよ!!」
以上、浦克哉君のインタビューでした。「消防士になるのは目標じゃなくて、人の役に立つというための手段」という言葉が印象的ですね。野球部の先生に聞いても「浦は本当に努力家だった」と絶賛です。インタビューでは「試験はうまくいっちゃった」と言っていましたが、それこそ裏では相当の努力があったんだと推測できますよね。そして普段からの姿勢、そんな誠実な姿勢があったから、今回このような結果になったのだと感じました。
浦君、ご協力ありがとうございました。「日本一の消防士」目指して頑張って下さい!!
旅行は本日から29日(金)までの3泊4日の行程で行われます。全日制の修学旅行とは行程も若干異なり、独自のメニューです。初日の今日は沖縄到着後、佐喜眞美術館を訪れます。
佐喜眞美術館のHPを見ると、次のような説明が。
先祖の土地だった米軍普天間基地の一部を取り戻した場所に1994年に開館して以来、全国各地、韓国、中国等近隣諸国からも含め約4万人を越える方々が佐喜眞美術館へ平和学習のために来館されています。希望の団体には、「沖縄戦の図」(丸木位里・丸木俊作)と美術館屋上にて隣接する米軍普天間基地の説明を行っています。
今、最大の外交問題と言っていい沖縄の基地問題。その最も中心的な場所である"普天間基地"に隣接する美術館なのですね(詳しくはhttp://sakima.jp/travel.htmlをご覧ください)。これは良い勉強となりそうです!!
2日目は摩文仁の丘を訪れ、平和学習。平和記念堂やひめゆり資料館にも行きます。またこの日の午後は那覇市内で班別自主研修もあります。
3日目は琉球村や美ら海水族館を訪問、そして最終日に万座毛や首里城公園を訪れます。通信制課程の生徒もこの修学旅行を非常に楽しみにしていたようですので、是非とも有意義な旅行にしてください!!
本日付のスポーツニッポン福島版に、本校女子バレー部が取り上げられました。
女子バレー部は第9回コーチングキャラバン(コチキャラ)に選ばれ、昨夏から元全日本の水原理枝子さんに指導を受け、大きく成長しています。その成果か、県新人戦では初の決勝進出、郡山女子大附属にフルセットの末に敗れはしましたが、大躍進の大会になりました。
佐藤重吉監督は、「ウチは力があるわけではない。県新人戦ではたまたま戦術がハマっただけ。しかも決勝では、ここまでこれた満足感で勝とうという気持ちが足りなかった。」と振り返り、本大会に気を引き締めました。
本校の選手は中学時代県大会に出場経験があるのは、2名だけ。しかも選手は身長1m50、60台前半ばかりで高さもない。そんな中で「ボールを落とさないバレーを目指している」(佐藤監督)とレシーブ重視の練習を継続的に行っているとのこと。
初優勝を目指す女子バレー部主将の菅野楓さん(2年普通科進学コース)は、「コチキャラのプレッシャーはあるけれど、挑戦者として戦って優勝したい」と抱負を話しています。
本校の強化指定クラブとなって2年目。それ以前は休部状態だった女子バレー部。短期間でここまで成長を遂げたことに敬意を表します。そして、バレーボール界に"奇跡"を起こすべく、是非とも頑張って下さい!!
初戦は2月5日(土) 対戦相手は原町高校です。皆様、応援よろしくお願い致します!!
2月5日に初戦を迎える、第41回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会福島大会に出場する男子バレーボール部が、本日付のスポーツニッポン福島版に取り上げられました。
現在本校バレーボール部は部員8名の少人数精鋭体制。過去3年同大会に出場できませんでしたが、就任2年目の田村秀俊監督がチームをここまで引き上げました。
部員8名では紅白戦も出来ませんが、週末には宮城・青森など県外への遠征を行い、実戦を重ねてチームを強化。チームの主将佐藤和樹君と最長身のセンター渡部幹司君が相手ブロックが完成しない間に攻撃して得点するのが1つのパターン。新人戦の県大会では準々決勝で湯本高校に0-2で敗戦。粘り強いくボールを拾う姿勢を課題に、佐藤主将も「ボールを絶対落とさない、相手にぶつかっていく気持ちで優勝を目指します」と語っています。
男子バレーボール部の1回戦は2月5日(金)に行われます。対戦相手は福島工業高校です。出場校は8校。ここまでくれば対戦相手はどこも強豪です。是非とも頑張ってください!!
1月19日(火)に福島を出発し、沖縄へ修学旅行を行っていた2年生たちが、本日午後7時30分に無事帰校致しました。
ひめゆりの塔をはじめ、沖縄の歴史に触れた日々、平和を願う気持ちがより強くなったことでしょう。また、数々の沖縄文化、そしてきれいな自然、沖縄というのは、そこに足を踏み入れただけで、非日常を体感できる場所だったことでしょう。その自然と触れた時、現在日米間で問題となる普天間基地移設問題も身近に感じるでしょうし、この数日間は、生徒達にとってきっと大きな財産になったはずです。
この旅行に関わった旅行会社の皆様、そして沖縄のホテル、その他関係者の皆様、本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。
生徒の皆さんは、土・日曜日としっかり休んで、また月曜日から頑張りましょう!! 本当にお疲れ様でした。この経験を無駄にしないよう、しっかりと心にとめておいてくださいね!!
今日は宮城大学に合格した3年普通科進学コースの熊谷貴幸君にインタビューをします。
なぜ宮城大学を目指したのですか?
「両親が農業に従事しており、自分も将来後を継ぎたいと考えていました。宮城大学には、自分にとって非常に良い学科があったので、受験しました。」
熊谷君は、宮城大学の食産業学部ファームビジネス学科に合格しましたが、実際にはどんな学科なんですか。
「いろいろと自分でコースを選べるんです。そこで実践的に様々なものを栽培したりできます。市場での売買の取り組みなんかもあります。」
他の大学は考えなかったんですか?
「考えていましたが、私は宮城出身っていうこともあって、宮城大学には憧れのようなものもありました。あと、公立大学ですから学費も安くすみます。親への負担を考えると、やっぱり国公立です」
受験勉強で大変だったことは?
「今まで気にして来なかった世の中のニュースに興味を持つようにしました。推薦入試だったので、受験科目は小論文と面接、小論文は担当の先生がついてくれるので、週に2~3テーマについて書いていました。受験前には1日1テーマ、という感じで取り組みました。面接の練習は受験が近くなってから集中的にやりました。私の場合は"台本"作りをしました。」
台本っていうと?
「質問に対する答えを紙にまとめました。先生と一緒にいろいろ考えながら…。聖光学院では小論文・面接の担当してくれる先生が一人ひとり決まっていますから、気兼ねなくいろいろと質問できたのが良かったです」
実際の面接ではどんなことが聞かれましたか?
「志望動機はもちろんですが、私の場合は特に部活動のことを集中して聞かれました。ちなみに小論文のテーマは"現代の人々の消費者志向について"でした。データが提示されていて、それをもとに自分の意見を述べる形式でした」
熊谷君は部活動は何をやっていたのですか?
「野球部でした。投手をやらせて頂きましたが、大会などでベンチ入りは出来ませんでした。しかし技術面だけでなく、精神的なことを多く学べたことが、自分にとって財産です」
もともと勉強は好きだったんですか?
「実は私は中学校時代、成績はかなりヤバかったです。限りなくクイに近いアヒルが何匹かいましたし(笑)、苦手教科は本当に分かりませんでした。中学校時代の自分は大学に行くなんて考えられなかったですし、ましてや国公立なんてあり得ないどころか、頭にも浮かびませんでした」
高校に入ってからはどうでしたか?
「野球部に入部して、野球だけじゃなくて、勉強も大切だと気付かされました。中学校時代の考え方とは180度変わりました。中学校時代は授業自体が苦痛でしたし…。でも、聖光の授業は一人ひとりの先生が、質問などに的確に答えてくれますし、とても分かりやすい授業をしてくれます。一人ひとりが個性的で面白いし、何より人間的に尊敬できる先生が多いですね」
高校の成績はどんな感じでしたか?
「クラスでは入学時は20位台でした。でも自分の考え方が変わるに従って、勉強もやるようになりました。野球部でしたから、なかなか自宅学習は時間が取れなかったので、とにかく授業に集中しました。そうしたら2年生になったら、だんだん勉強も分かるような感じになってきて、クラス順位が10番位になってました。そうしたら欲も出てきて、もっと上に行きたいって思って、それまでより頑張りましたね。今では5番以内に常に入れるようになりました。自分でも、信じられないというか、驚いています。」
後輩や中学生にメッセージを!!
「今どんなに自分が悪い成績をとっていても、自分の考え方次第でどうにでもなります。とにかく諦めないで、自分の嫌なことから足を踏み入れることです。そうすれば、自分の求めていく結果が付いてくると思います。聖光は勉強だけじゃなく、その姿勢を大事に私たちに接してくれます。自分の可能性を伸ばしたい人は、聖光にくるといいと思います」
熊谷君は3年間野球部に所属しながら、今回宮城大学に合格しました。今回、インタビューをしてみて、中学校時代の話しを聞いてびっくりしました。本当に変わったんですね。大学に行っても、自分の夢に向かって頑張って下さい!!