甲子園初出場以来、選手団の宿舎となっているのがホテルNCBです。長期間にわたる滞在中、ホテルの吉田支配人以下、スタッフの方々が様々な面でサポートしてくれます。
毎年ホテルにお世話になる選手は変っているのに、いつも「お帰りなさい」といって出迎えてくれます。多くの緊張感やプレッシャーを感じる中、こころからホッとする瞬間です。本校とホテルNCBならではのことだと思いますが、本当に有難いことです。
「今年も頑張ってやー。」「いつも応援しとるでー。」などと、ホテルのスタッフ、食堂の料理長、地階の本屋のおばさん、床屋の店長、ビルの警備員さんなど多くの方々が気軽に声を掛けて応援してくれます。ちなみに、敗れて福島に帰る時には、「行ってらっしゃい。」といって、涙で見送ってくれます。涙を流すほどに、短期間でお互いの信頼関係が出来上るのです。勝っても負けても支配人を先頭に、スタッフ勢揃いして迎えてくれます。大げさな言い方になるかもしれませんが、第二のふる里と思えるような暖かいところです。ふくしまをこころから愛してくれるスタッフです。福島のどの学校が甲子園に出場しても、心強く支えてくれる世界一のホテルです。 N.E