昨日あるクラスで「寄進地系荘園」の授業を行った。
ある生徒A君(野球部)の土地があったとする。また、B君(サッカー部)も土地を持っている。
私:「A君、君は土地をもっと大きくしたくない?」
A君:「したいです」
私:「どうする?」
A君「B君の土地を襲います」
私:「いきなり攻めるか(笑)B君どうする?」
B君:「もちろん戦いますよ」
私:「じゃあ、どちらが勝つか、多数決で決めようか?B君が勝つと思う人!」
私:「おいおいB君、これ完敗だぞ?どうする?」
B君:「戦ってダメなら、誰かに守ってもらいます。」
私:「いいね!誰に守ってもらう?」
B君:「野球部の〇〇先生!」
(教室内(笑笑笑))
私:「おー、これA君まずくないか」
A君:「マズイっす。かなりヤバいっす」
私:「おっ、形勢逆転!B君どうする」
B君:「もちろんA君を攻めます。〇〇先生がついてますから」
A君:「だったら自分もサッカー部の△△先生に守ってもらいます!」
(教室内 爆笑笑)
とまあ、こんな風に寄進地系荘園を説明したのですが、
あるクラスでは3人を例に、それぞれ最後に守ってもらう人で出てきたのが
トランプ、プーチン、金正恩。
あらあら、随分大きく出たもので…
でも、これすごくいい発言。
ここからもちろん話は世界平和、「核抑止理論」という展開に。
日本は唯一の被爆国で、日本人の多くは核なき世界を望んでいるけど、
「核」が世界の平和均衡を保っている現実。
昨日はそんな事を少し考えてくれるきっかけになったかな。
寄進地系荘園から世界平和、核の話しに発展。いい展開だったなぁ・・・!