今日「ちょっといい話」がありました。
うちは練習前「朝礼」をしているのですが、主将の矢吹がその前に我々のところに来てこう言ったのです。
「いつものように朝礼をして大丈夫でしょうか?」
「なんで?」こう聞くと、
「周りに民家があって時間的にも早いので・・・」
うちの朝礼、凄くうるさいんですね(笑) 練習前にモチベーションを上げるルーティンなので、
とても元気がある。矢吹は民家の迷惑になるのではないかと思ったんですね。
結局相手高校さんの監督さんからグランドの真ん中でやれば大丈夫だよ、
と許可を頂き無事朝礼は行われたのですが・・・。
時間は午前8時ちょっと前。正直、私たちも気づかなかったのですが、
矢吹は自分で気づき、行動を起こしたんですね。
普段から目配り、気配り、心配りと言ってはいますが、素晴らしい配慮だと言えるでしょう。
主将としてガンガン引っ張っていくタイプではありませんが、チームをうまくまとめているのは
こういうところなんでしょうね。
試合内容、抑えた打たれた、打った打てなかった、勝った負けた、いろいろなことがあって、
いろいろな評価を受けます。選抜で戦力的に勝てるだろうとか、期待できるとか、
いや勝てないだろうとか。
でも、そんなことよりこういった人間に育ってくれているところが本当に嬉しい。
「ちょっといい話」どころではないですね。「すごくいい話」に修正です。
矢吹、大したもんだ!