今、教育実習期間である。
今年もOB・OGが母校聖光学院で実習を積んでいる。
今年は大学で留学を経験して満を持して実習に臨んでいる猛者もいる。
いやー、あのころが懐かしい。
もう25年も前のことだ。
ドキドキしながら初教壇。私の実習期間は2週間だったが、
やっと慣れてきた頃に実習終了。生徒とのキャッチボールが出来るようになってきた頃に終わりだから、
大学に戻るのが惜しかった記憶がある。
今日、「先生は採用試験受けるの?」と聞いてみた。
「はい。絶対に教員になりたいです」と。
学校の教員の資質というのは、もちろん教科を指導する事だけではない。
それが一番大切なことなのは言うまでもない。
しかし、生徒の心をつかみ、導いていく。場合によっては教科指導以上に大切な時もある。
こういった情熱のある若者が、どんどん教員になれるようになって欲しい。
毎年実習生をみているが、「う~ん、この子は教員向きではないな~」なんて思うときもあるが、
今年は「あたり」である。頑張って欲しい。