どんよりとした雲に覆われ、雨と風まじる悪天候の中、修学旅行2日目がスタートしました。ホテルから沖縄道で沖縄南部に移動。車中は「昨日の消灯時間は本当に22時?」と思える静けさ(おそらく寝ていないだろう)
天候も落ち着き、最初の見学先『旧海軍司令部壕』は太平洋戦争最後の戦場になった沖縄戦で、日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部のあった場所。電気科A君の感想「自決した手榴弾の跡や手掘りの洞窟のつるはしなどが展示されおり、その当時が想像出来る緊張感あるところでした」とのこと。その後は『ひめゆりの塔・ひめゆり資料館』、『摩文仁の丘』を見学し、平和祈念資料館で平和講話を聞きました。戦争当時の悲惨な体験談を生徒たちは真剣な眼差しで聞き入り、「講演を聞いて思ったことは教科書や先生の話では分からない耳を疑うような体験談を聞き、改めて戦争の怖さを知ることができました」(T科Y君)「今生きることに感謝したい」(M科T君)と沖縄の影の部分、平和学習の意味を深く学ぶことができたのではないでしょうか。
午後は読谷村に移動し、今回の修学旅行で一番の楽しみにしていた民泊の入村式を行いました。伊江島、伊計島…数年前から実施してきた民泊ですが、これは最高の思い出となることでしょう。修学旅行はここで折り返し、明日は、2T、2RBが美ら海水族館、他のクラスは国際通りとなります。