私事となるが、先日愚息が高校受験に臨んだ。私立と公立のⅠ期だ。
本人は意外とあっさりしているが、どうやら妻は緊張しっぱなしであった。
特に前夜は。当日は早朝から弁当を作るために早起きしなくてはならない。
夜中に何回も起きてしまったらしい。
もちろん合否も気になる。ここのところ妻はちょっとナーバスだ。
受験生の親とはこんな気持ちなのだ、と自分がその立場になって初めて分かることがある。
若い頃、息子をしきりに心配する親を見て、「本当に親バカだなぁ~」と訳も分からず思っていた。
しかし、今は自分の子供に「親バカ」にならないで誰がなるんだ、とも思う。
「親バカ」なんて愛情の裏返しなのだ。
自分がその立場にならなければ分からないことってたくさんある。
結果はどうなるかは分からないが、「受験生の親」体験を頑張ってみよう。そう思う。
あっ、それと親になって私は「親バカ」肯定派に変わった。
しかし、「バカ親」だけにはならないように、と心に言い聞かせている。