先日新井秀校長の説教の中で引用された牧師の河野進さんの詩集を、お借りしました。
心に響く詩がいっぱいありますね。
こんな詩が目に留まりました。
「もっと」
もらうのはうれしいが
あげるのはもっとたのしい
さあ、こんどは何を持って行ってあげよう
あれこれ考える
そうだ やっぱりあれにしよう
いつかもとてもよろこんでくれた
幾日も前から浮き浮き支度をする
もらうよりうれしいにきまっている
ああ、こんな記憶ありますね。例えばプレゼントを何にしようか考えている時。
相手は何が喜ぶだろう。一生懸命考える。そんな時思い描くのは、渡したときの相手の笑顔だ。
何かをしてあげる。そうじゃないんですね。確かにそうなのかもしれないけど、
そうすることは自分にとっても幸せなことなんです。
「自分のために、他者に何かをさせていただく」
人間は傲慢ですから、ついつい「~してやっているのに・・・」なんて言いながら見返りを期待しちゃうんですよね。
うん、うん。そうか。我はまだまだ未熟者じゃぁ~。(H.Y)