台風の影響により、ここ伊達市も急激に強い雨が降り続いています。
午前中の天気は、台風を感じさせないくらい穏やかな気候でしたが、昼前から一変し豪雨に見舞われました。昼食を寮で食べる寮生は、全身ずぶぬれになりながらの移動となりました。幸いにも食事後の時間には雨も落ち着いたため、傘を閉じながら歩く生徒の姿も見受けられました。
「ホッ」とひと息をついていると、映画のワンシーンのような映像が目に7飛び込んできた。
TVやインターネットで様々な場所での災害が報じられている。鬼怒川の堤防破壊や川の氾濫、近隣の住宅が瞬く間に飲み込まれていくのだ。その映像を見た時、思わず2011年の東日本大震災を思い出してしまった。
現在も懸命に救助活動を行っている人達がいる・・・。
家族の安否に不安を抱えている人達もいるでしょう・・・。
体験したからこそわかる「苦しみ」や「悲しみ」、「絶望感」。
わずかながらの光に希望を持ち、「生きる」喜びを味わった。
あの時、一番嬉しかったのは「人の温かさ」でした。我々、一人一人にできることは小さいかもしれないけれど、小さな力を合わせれば必ず大きな力へと変わるはず!そう信じて自分に今できることを考え、恩返しをする機会なのだと思います。