新年明けましておめでとうございます。
主と共に新しい年を迎え、感謝いたします。
皆様方には、いつも聖光学院を応援していただき有難うございます。昨年は大変恵まれた1年でした。
全日制課程の生徒、通信制課程の生徒,ともに主の宮(学校)で、それぞれの教育活動が守られ、沢山の祝福が与えられました。本校の特徴は、寮生と地元出身生徒が切磋琢磨して、良い教育効果を生み出している学校です。相互に励まし合い頑張っております。遠く離れている保護者の皆さん、ご安心下さい。
主の恵みを数えてみたいと思います。
部活動では、野球部が夏の甲子園で、1回戦で地元「神戸国際大学附属」を下し、3回戦では「近江高校(滋賀県)」を9回裏でサヨナラ逆転等素晴らしい活躍で、ベスト8、夏3勝、県勢、43年ぶりの偉業を果たしました。その後、国体での活躍。そして、また、八百板卓丸君が楽天1位指名入団と嬉しいことが続きました。
インターハイには、柔道部(個人)が出場。また、長崎国体には、ハンドボール、剣道、サッカー、弓道の各部の生徒が福島県代表選手として出場、またアームレスリングの宍戸大人君が全国及びアジア大会優勝等、スポーツ聖光の名を県内外へ示しました。これ一重に保護者会や地域の皆様方のご支援のお陰です。
文化部では、県内高校唯一のハンドベルクワイアは、幼稚園・保育所・福祉施設等へ出向き、福音の音色を届けると共に、地域に対しての奉仕活動等、素晴らしい活躍を致しました。またハイワイ部(高校生キリスト教青年会)も継続的に奉仕活動を行ないました。
クリスマス礼拝では、福島伊達教会の白井真牧師先生のメッセージ、吹奏楽部・ハンドベルクワイアの賛美演奏、また音楽選択者によるハレルヤコーラス、イエス様の誕生をお祝いしての素晴らしい恵みの礼拝となりました。
進路においても、毎日の礼拝に始まる学校生活によって、生徒それぞれに豊かな実を結んでいます。進学では、国公立大学(福島大学・千葉県立医療大学等)・私立大学(国際キリスト教大学・明治大学・関東学院大学・東北学院大学等)、就職では、資格取得の頑張りもあり、東北電力・NTT-ME・トヨタ自動車・富士重工等、希望の職種に沢山決まっております。
新年の祈りとして、「あなた方は神に選ばれ・・愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに・・赦しあいなさい。・・これら全てに加えて、愛を身に着けなさい。愛は全てを完成させる絆なです。」(コロサイ一3章)の御言葉に従い、毎日の礼拝を大切に、建学の精神、「キリストの愛を持って、隣人を愛し、この世にあって神と共に働く人」を育てるべく、全人教育を担っていきたいと思っております。
教育活動の取組みとして、「文武両道」を目指し、部活動、資格取得等に力を注ぎ、進路指導(進学・就職)の更なる充実に努めていきたいと考えております。今年も皆様方のご理解とご支援のほど宜しくお願いいたします。