大雪かソチか。月並みのネタになってしまいますね。
冬季オリンピックが行われているロシアのソチは晴天で雪不足、さらには黒海もあるためか天気がいい日は海水浴する姿もテレビで報じられていました。一方、先週の大雪は生まれて初めての積雪量でした。とにかく、雪かきに明け暮れ、住まいが山沿いのために学校付近よりも量も多く、80cmは間違いなく積もっていて、個人でどうにかできるレベルではなく、途方にくれる週末でした。(頑張って雪かきはしましたが) ニュース報道でよく荒天の中、大学センター入試受験の報道がされます。受験時間の繰り下げなど対応するのも大変ですが、会場まで移動する受験生はもっと大変ですよ。さて、そんな中で大変だったのは国家資格の危険物の受験です。2月15日は1年生の機械科の生徒が全員受験となりました。このタイミングで…と、試験の結果よりも会場までの移動が心配されました。 こんな状況であれば試験延期も検討されるレベルでしたが、しかし、聞けば多くの生徒がなんとか会場まで辿り着いて受験したそうです。それだけでも合格にしたいくらいです!
大変だったのは試験後。天候も悪化により、あちこちで車がスタックし大渋滞をしていました。帰宅することができず有人自宅に宿泊したり、数時間の車の移動、中には歩いて帰宅する生徒も沢山いたようです。 大変な状況下でしたが、本当に人の温かさを感じた日々でした。あちこちで立ち往生する車を助ける人々、渋滞の車への炊き出し、町ぐるみの雪かきなど、本当に絆を感じることができました。高校生たちも近隣の雪かきボランティアにいきとても感謝されたようですし、そんな皆さんを誇らしく思います。
積もった雪をみて、「これは北国(雪国)は大変…」と思った人も少なくないのでは。下記は目についた記事です。
『雪国の高齢者ばかりの集落でも、梯子やスコップはもちろんのこと、個人用の除雪車、ひと冬こせる食料を備蓄しているそうだ。自分の体力と住んでいる家の状態に応じて、何時間おきに屋根の雪をどければいいのか分かっていて、そして、それができなくなったときは山を降りる時だ(生きていけない)』とのこと。
なるほど、何事も備えと覚悟が必要ですね。
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