2週間前の話になりますが、6/22~24に山形市で行われた東北高等学校弓道選手権大会において本校の佐藤新太(3年機械科)が個人戦優勝を果たしました。彼は今年の3月以降急成長し、各大会で好成績を挙げていますが、これには顧問である私も驚いています。そして、その好成績の大きな要因の一つが「目標とする選手の存在」と勝手ながら推測しています。
今年3月に行われた全国選抜大会で福島県勢は、男子団体優勝(平工業)・男子個人4位(福島東)・女子個人8位(郡山)と素晴らしい結果を残しています。その結果を受けて、そういった選手と一緒に弓を引いてみたい、勝負したいという気持ちが生まれたことが彼の弓道に対する取り組みを激変させました。そして、その気持ちと取り組みに応えるかのようにインターハイ県北地区予選で福島東高校の選手、東北選手権で平工業高校の選手と優勝をかけて競う場が与えられたことは、佐藤にとって大きなプレゼントだったと思っています(本人に確認したわけではないので、本人がそう思っているかは直接聞いてみてください)。
全国大会では目標とする選手はいませんが、大きな目標はあります。目標実現への道はそんなにあまくはありませんが、少しでも選手の力になれるよう日々の練習にしっかりと取り組んでいきたいと思います。