結果的に、全然力不足。全ての部分において、未熟でした。
このチームの一番の良さは、計算できる下のラインが高いこと。最低ラインがウチの中では最も高かったこと。要するに、自ら崩れるという危険性が最も少ないチームだと言うことだったんですね。
だから、今日の試合は、このチームになって(Bチーム時代を含めて)一番悔しい試合でした。序盤ミスを連発。しかも、防げるミスばかり。これまでの経験からも、このチームは自信をもって臨みましたが、結果的にまだまだ弱いと言うことです。記録に残らないミスが他にもいっぱいありましたから。
それにしても横浜は強い。勝負に徹しているというか、凄まじい勝利への執念、集中力を感じました。技術と言う目に見える力もさることながら、それ以外の部分も全然及ばない。ウチが大事にしてきている部分もかなわなかったら、勝負になりません。
また、一から出直しです。終わりのない旅。それでも、歩みは緩めるわけにはいきません。高校野球はこの連続。仮に今日勝っても、次の試合でまた教訓を得るのでしょう。次の試合に勝ったとしても、やはり同じことの繰り返し。
大事なのは、それを絶対に逃さずに、歩み続けることです。そうやって聖光学院の野球部は、発展してきました。それはこれからも同じです。また、ここからが始まりです。
大会期間中、数多くの皆様にご支援、ご声援を頂きました。心から御礼を申し上げます。本当に有難うございました。 (Yokoyama)