なんと、最高気温27度です!! もう真夏!! 信じられませんね、この天気!! 同じ日本ではありませんよね。立っているだけで汗がにじみ出るようなこの天気。福島とは20度以上の気温差の中、沖縄キャンプがスタートしました。
今日の練習会場は沖縄水産高校。伝説の名将栽監督がご健在のとき、同高校は甲子園の常連で数々の名選手を輩出、さらに2年連続で甲子園準優勝を果たした超名門です。広大な敷地の中にあるその歴史あるグランドで、練習をスタートさせました。
練習はまず、アップ、キャッチボールからシートノックへ。そして投内連携へと進みました。まあ、普通にノックを打っている分にはまずまずなんですが、走者がつくとまだまだバタバタ。練習不足が浮き彫りですね。もっとやり込まないと・・・。
そして午後からはシートバッティング。圧巻はエースの岡野。主力組を相手に奪三振のオンパレード。4番候補の新2年生の園部には右中間の最深部に本塁打を許したものの1失点と順調な仕上がりをアピール。実は福島での直前までの練習では、あまり調子が上がっていなかったのですが、温暖な沖縄、しかもキャンプとあってモチベーションが上がりまくったか、ストレートは抜群、変化球の切れが今一つながら、まずまずの状態といっていいでしょう。
一方打線は、園部が2本塁打、斎藤湧、氏家が1本塁打と長打が出ますが、なかなか打線がつながらない状況。守備と合わせて野手陣の奮起を期待したいところです。
そして、今日のメインは実は夜。かねてから親交のあった沖縄在住の「両足義足のランナー」島袋勉氏に講演会を開いていただきました。島袋先生とは約4年ぶりの再会で、生徒はもちろん初めてお話しを聞く機会を頂きました。
先生は、踏切事故で両足を切断、懸命のリハビリを経て、事故からわずか3年後の2004年にはホノルルマラソンを完走するという驚異的な精神をお持ちの方で、その後も東京マラソンやニューヨークシティマラソン、さらには富士山の登頂を実現するなど、とにかくチャレンジ精神旺盛な先生です。
講演の内容は・・・うん、これは我々の宝物です!! でも、「出来ないことの言い訳を探すのではなく、出来る方法を考える」という言葉や、先生が事故から復活を遂げる間に自らに誓った①(足がないことを理由に)出来ないことの言い訳をしない ②ないものねだりをしない ③(障害を)隠さない の3つの事などは、本当に衝撃的だったし、本当に感銘を受けました。
講演後の質疑応答には生徒からも活発に質問が飛ぶなど、本当にいい時間を過ごすことが出来ました。先生、ありがとうございました!!
~サービスカット~