先日、ある中学校で勤務していたころの教え子たちから、成人式の後の「成人を祝う会」に招待されました。
女子(もう女子とはいえない大人の女性になっていましたが)の多くは艶やかな和服姿で本当に素敵。もちろん男性もビシッとネクタイ、スーツでキメていました。
そんなに長い間会っていなかったわけではなかったのですが、本当に美しくかっこよくなっていて驚くことばかりでした。いま大学や専門学校で学んでいること、仕事の楽しさや、またまだ就職できずにいるけど諦めずに頑張っていることなど、現況や夢について話してくれました。
特に印象に残ったのはある二人の女の子。生徒だったころ、私のことが嫌いでいつもいい争いにばかりなっていた子たちがいました。その子たちが会の帰り際「先生ありがとう」と何度も何度も名前を呼んでくれるのです。いつまでも当時のことを気にしながら、わだかまっていた私よりも数段大人になっていて、感動してしまいました。
学校で私が教えることができたのは本の少しもないくらい。しかしこうやってしっかりした姿をみると社会がちゃんと育ててくれているのだなと感じました。改めて子どもは社会の宝ということの意味を考えさせられます。その社会の一員として新成人に負けないように私も頑張らねば!
さて、昨日は一般選抜。受験生の皆さんは1日経ってほっと一息、いやいや合格発表までまだドキドキ…という人もいるでしょうか。高校受験は人生初の壁。でもこれは大人になるための大きなステップの一つです。夢や希望を持って頑張ってください。そして残りの中学校生活も思い出多いものにしてくださいね。
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