甲子園日記、昨日は試合終了後の取材対応などでバタバタし、書く事が出来ませんでした(本当は敗退の脱力感で、パソコンに向かう気力がなかったのですが・・・)。
昨日の準々決勝の戦い。本当に悔しい。負けたこともそうですが、興南の圧力に圧倒されるかのように、徐々にウチの選手の中にプレッシャーがかかり、自滅の感があったこと。これが悔しいですね。一番大事にしていたところだったので。しかし、それだけ相手の力が上だったということ。ウチの選手がこれだけ崩れたんですから、完敗を認めざるを得ません。
しかし、今年のチームは良くやりました。初の東北制覇に、福島県初の夏4連覇、そして全国制覇経験校に初めての勝利。新たに聖光の歴史の扉を開けてくれました。
全国制覇・・・これを本当に意識して甲子園に挑んだのが今回が2度目。前回は昨年現早稲田大学の横山貴明投手を擁していた時。昨年は、初戦でPL学園に敗退。そして今年、全国制覇を意識してチームを作り、スタッフも手応えを感じて臨んだ夏。もし、今大会で、広陵高校に完敗すれば、頭の中が???となっていたかも知れません。
昨日の試合は完全な力負けでしたが、今回広陵や大阪代表の優勝候補履正社を破ったことで、「我々の進むべき道は間違っていなかった」と確認できたこと。これが本当に大きいです。
まだまだウチは未熟かもしれません。しかし、この道を踏み外すことなく、これからも「全国制覇」、そして選手の「人間的成長」を期して、精進していきます。このチームも国体出場が決定し、選手も国体での優勝を目指す!! と前を向いてくれています。
応援していただいた皆様、本当に有難うございました。今後も聖光野球部は、一歩一歩地道に歩みを進めていきたいと思います。秋季大会、そして国体も全力で頑張ります。
2010甲子園日記は今日で終わりになります。アクセス数も過去最高を記録するなど数多くの皆様に読んでいただきました。聖光学院高校公式ブログ「先生のひとりごと」は、8月24日までお休みさせていただき、始業日の25日から再開いたします。今後もどうぞ、よろしくお願いいたします!! (Yokoyama)