大阪滞在4日目の今日は、午後3時からの練習。大阪の高槻市にある萩谷運動公園野球場で練習を行いました。非常によく整備された球場で、6年前、本間投手の時以来の練習です。今日の球場がいいのは分かっていましたので、当初から守備中心のメニューを予定。約1時間に渡って守備練習を行いました。
例年と違うのは、その内容の厳しさ。甲子園に来ると、その練習の大半はバッティングに割くのがこれまでの方式でしたが、今日はガンガンとノック。怪我も考えなくてはいけないので、普通はあまり強い打球は打たないのですが、今年はちょっと違います。甲子園に入ってこんなに気合いの入ったノックは記憶にありません。対戦相手もきまり、そして今日の練習で一段と気が引き締まった様子です。
最初はバッティングも予定していましたが、キャンセルして守備・守備・守備。球際をファンブルすると、すかさず厳しい声。県大会前の、あの厳しい練習の空気が蘇ってきた感じです。広陵高校戦に向けて、いいスタートになったな、と感じています。
午前中は午前11時から大会で着る真新しいユニフォームが納品されました。明日は開会式のリハーサルですが、ここまでは県大会のユニフォームを着用。今日渡されたものは7日の開会式からのデビューです。ユニフォームは大きく変わりませんが、甲子園用は袖に「伊達市」と入ります。故郷「伊達市」、そしてもう片方に刺繍されている「福島」を背負い、戦います。
やっぱり、広陵戦は気合いが入りますよね。今、聖光は県内51連勝中です。毎試合必死に戦った結果ですから、大きなこだわりはありません。でも、この試合で、簡単に負けちゃうと、やっぱり福島のレベルは・・・なんて言われちゃうんですね。ここ数年、福島県のレベルは間違いなく上がってきているな、と思うんです。その中で、ウチが甲子園に出場し、それでも簡単に負けちゃったらいけないなと考えています。「代表」にはそんな責任があると思います。もちろん、ウチの歴史にとっても必要なことですけど、連続で出場させていただいているわけですから、自分達だけの問題じゃないんですね。だからこそ、例年になく、厳しい空気で練習になっているんだと思います。
さて明日は午前中に開会式のリハーサルが甲子園で行われます。練習は午後からです。明日はバッティング中心のメニューかな? とにかく厳しく、ピリッとした練習をしたいと思います。(Yokoyama)