今、本校には教育実習生が来ています。私が教育実習を受けたのが7年前。月日が経つのは早いものですね。今は彼らを指導する立場にいるんですから。実習生を見ていると、母校で行った自分の教育実習を思い出します。私の場合は県立高校だったので、知っている先生はみな異動してしまって、残っている先生はほぼ皆無。さびしかったなぁ…。それに引き換え聖光学院は顔なじみの先生ばかり。母校にはいつまでも恩師がいる。私立のよさの一つですね。ちなみに今回の実習生は私が聖光に勤務した年に主に授業を担当していたクラスの子たち。あの生徒達が立派に成長して帰ってきて、わたくしは感動です!たった4年間ですが人間の成長は著しいですね。
さて、自分の教育実習を振り返ってみると失敗だらけの毎日だったように思います。自分が失敗したからというわけではありませんが、私は実習生に『いっぱい失敗をしろ!』と言っています。失敗ほど人間を成長させてくれるものはありません。逆に失敗を恐れて何もしないよりはガンガン失敗しよう!きっとそれが明日への糧となるはずです。何度も言いますが、別に負け惜しみで言ってるんじゃないですからね。
彼らが近い将来、立派な教師になって聖光学院に戻ってきてくれることを期待します!