前々回はうっかりして見逃し三振、その前は書く予定でいたものの腰痛により空振り三振。三度目の正直の今日のBLOGです。
今日は、終業式という事で久しぶりの生徒の顔をみました。9日間の自宅学習(勉強しているのか…)があっての本日で、時差ぼけの生徒もいたのでは?
全国ジュニアマイスター、聖光マイスター、精勤賞、学業特待生、資格検定、など多くの生徒が表彰されました。進級も決定した晴れた顔つきを見たとき春の訪れを感じましたね。
さて、その中で、今年度で退職される先生のお話を聞きました。私が生まれた年(昭和48年)、学校勤務した先生。マイカーがマイクロバス。それは部活動の遠征をするためだけに購入したもの。卒業旅行にはクラスの生徒を乗せて東京ディズニーランドに行くなど、情熱と行動力の塊のような先生でした。自分が十数年後、そんな行動力があるか…と自問しながらシンプルで力強いお話を聞きました。また、3年間勤務して家庭の事情で福島を離れる養護の先生。コツコツ真面目に生きていれば輝くことができることを涙しながら話されていました。先生の流された涙には短期間でも生徒のみなさんに愛情と思い出がたくさんつまった証だと思います。1年間とう短い期間、物理を教えた先生。授業の思いでや感謝の気持ちを恥ずかしがることなく話されました。新任と離任の挨拶が昨日と今日に感じるくらいあっという間の1年ではなかったでしょうか?若さと情熱。こちらも十数年前を思い出し、原点回帰を思い返す瞬間でした。
『今日の日が人生最期の日。一日一日を全うすること。毎晩死んで、毎朝生き返る。』一日一日、全力で生徒と接することで生まれる愛情や涙。人生の歩みを考えさせられる一日でありました。