第91回全国高等学校野球選手権福島大会、3年連続の優勝を飾りました。3連覇へは2度目のチャレンジ、前回はプレッシャーに押しつぶされた感がありましたが、今年の厳しい戦いの中、選手は逞しくそれを跳ね返し、良くやってくれました。
優勝を決め、帰校式の挨拶で今年の野球部主将の松本剛君がこんなことを言っていました。「今年のチームのモットーは原点回帰、そしてその真の意味を今大会で教えてもらいました。原点回帰とは、日本一のチャレンジャーとなることです」と。
今大会は6試合中4試合が逆転勝ち、秋、春と連続で県を制覇しているチームにとって、どうしても“受け”にまわりそうなもの。でも今年のチームは前半戦の戦い方から多くのことを学び、チャレンジャーであることの大切さを学んだのです。決勝戦の昌平戦。相手の気迫はすばらしいものがありました。しかし、それに屈せず耐え抜いたのは、それ以上のチャレンジャーの気持ちを持ち続けられたからなのかもしれません。
さあ、次なる舞台は甲子園です。甲子園に言ったら「強豪」でも「王者」でもありません。まさに「日本一のチャレンジャー」になれる場所。大いに暴れてもらいたいですね。出発は2日。皆さん、応援よろしくお願いいたします!! (Yokoyama)