昨日、普通科福祉コース2年生のヘルパー2級講座の閉講式がありました。「生徒のブログ」に実習報告が載っていますが、これを読んである意味感動を覚えました。
通常の教室では経験できることのない、福祉コースならではの実習体験。素晴らしい体験記だと思います。毎日勉強勉強で机に向かっていても、これは「知識」にはなりますが、実社会の中で通用するか、と言えば「?」マークがつきますよね。
世の中はそれだけでは渡っていきません。私もサラリーマン経験がありますが、実社会は決して方程式のように一律で答えは出てきません。私がサラリーマンの時は、よく「商品を売るんじゃない」と言われました。「お前と言う人間を売って来い」。これが私の直属の上司の口癖でした。
どんなに商品が良くても、売れません。そこにはやっぱり営業マンの「人間的な魅力」が必要なのではないでしょうか。だから、企業は部活をやっている人間が欲しいという様になるのだと思います。
そういう意味でも、高校時代に実習と言う形で実社会に触れることができる福祉コースは魅力です。本当にいい経験をしたと思います。特に福祉施設への実習ですから、いろんな事を感じることが出来るのではないでしょうか。
高校時代に得た経験は、卒業しても絶対的にプラスになるものです。「かったりー」なんて言わないで、前向きに、いろんな経験をして下さい。
皆さん、是非とも「生徒のブログ」の実習体験記をご覧下さい!!(HY)