今週木曜日には学校クリスマスが開催されます。聖光学院はキリスト教主義の学校ですから、毎年終業式前日に行われます。今日はその時に歌われるハレルヤコーラスの練習があります。1年生の音楽選択者が担当します。ところで、クリスマスに歌われる「きよしこの夜」って讃美歌だって知っていましたか?それと「もろびとこぞりて」も。恥ずかしながら、この学校に赴任するまで、私は知りませんでした。結構いろんなところでキリスト教には触れているんですね。
私ごと?になりますが、12月20日に5年前の卒業生と忘年会があります。とても楽しみです。もう毎年続いています。年に1回の恒例行事ですね。このクラスは大変でした。もうはちゃめちゃな奴ばかりで。でもその子たちも立派な社会人。当時問題児(ごめんなさい)だったA君は、今板金塗装の仕事をしてまして、車関係の相談は結構A君にしていたりします。何年か前には、いきなり電話がかかってきて、「今日釣りに行ったんだけど、大漁だったんで食べて下さい!」なんて自宅まで持ってきてくれたり。果物屋に勤めているB君にはお中元やお歳暮をお願いしています。「任せて下さい!」の一言でよくやってくれます。大人になっていく卒業生を見ると本当に嬉しくなります。
私立の魅力って色々あるけど、大きなものの一つに、基本的に恩師がいつまでも自分の母校にいるってことですよね。会いたいときにはいつでも母校に行けば会える。私も他県ですが私立の出身。今も当時の担任は母校で働いています。うちの学校は結構OBやOGが遊びに来ます。今はこうだとか、ああだとか。昔こんなことあったよなあ、なんていろんな話しをして帰っていきます。われわれ教員には楽しいひと時ですよね。これが公立だったらどうなんでしょうか?公立での勤務経験はないのでよくわかりませんけど、学校はそこにあっても、自分が教わった先生はみんなもういないんですよね。寂しい気がします。でも私立は当時の先生がそのままいます。年はとっているけど・・・。これって大きな魅力だと思いませんか?
OB、OGの皆さん、これからもいつでも遊びに来てください。今も先生方が当時のまま頑張っています。皆さんの顔を見るのが我々の活力にもなります。待っていますよ!! (HY)