本校工業科が推進する資格取得に、また大きな実績が記録されました。
工事担任者DD1種に合格したのは菅野真帆さん(2年情報電子科 松陽中)で、合格率は33.3%で大卒レベルの超難関資格です。DD1種は、デジタル伝送設備(デジタル信号を入出力とする電気通信回線設備のこと)に、端末設備等を接続するための工事ができる資格で、菅野さんは中~大型IP-BOX、VoIPゲートウェイ、ルータ等、大がかりなオフィス向けの工事に従事することが可能となります。現代には欠かせない仕事であり、資格ですね。菅野さん、おめでとうございます!
また、DD3種、AI3種にも複数の合格者が輩出されましたので、ご紹介いたします!皆さん、おめでとうございます!
DD3種(デジタル伝送設備に、端末設備等を接続するための工事(接続点におけるデジタル信号の入出力速度が毎秒100メガビット以下のものであって、主としてインターネット接続のための回線に限る)ができる資格。
庵原康世(2年情報電子科 白石東中) 奥山碧(2年情報電子科 桃陵中)
佐藤香雅(2年情報電子科 飯野中) 高荒康平(2年情報電子科 飯野中)
高橋旭洋(2年情報電子科 平野中) 永見幸太郎(2年情報電子科 鵠沼中)
AI3種(デジタル伝送設備に、端末設備等を接続するための工事(接続点におけるデジタル信号の入出力速度が毎秒100メガビット以下のものであって、主としてインターネット接続のための回線に限る)ができる資格。)
添田祐希(3年情報電子科 桃陵中) 髙橋宏門(3年情報電子科 桃陵中)
角田琉河(2年情報電子科 松陽中) 髙橋朋希(1年情報電子科 梁川中)
寺村圭太(1年情報電子科 桃陵中) 佐藤琉那(1年情報電子科 県北中)
(写真は福島民友に掲載されたものです)
本日3学期の始業式を迎えました。始業式では新井秀校長が新年の挨拶を述べた後、今年初めの説教を行いました。説教では、臨済宗の僧侶松原泰道氏の著書を引用し、他者を思いやる大切さ、手を差し伸べることの尊さを語りました。
また、始業式後には第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会に初出場したラグビー部の全国大会出場報告会を開催しました。
佐藤忠洋監督は「花園独特の空気を味わうことが出来た。前半は緊張もあってかペースを相手に握られたが、後半は選手たちがよく立て直し、1トライ1ゴールを決めることが出来た。選手がよくやってくれた」と応援への感謝と選手への労いを語られました。
また主将の藤田優希弥君は「多くの方々に応援に来て頂き、有難かった。敗戦の悔しさは後輩たちが晴らしてくれるはず」と話し、全国大会の報告を行いました。
さあ、1年の締めくくり、3学期のスタートです。今日も雪が降り、寒い中でのスタートですが体調に留意しながら元気に頑張りましょう!
「あなたがたは地の塩である」
2019年、新年明けましておめでとうございます。
皆様にとりまして本年が幸多い充実した一年でありますよう祈り願います。皆様にはいつも聖光学院高校を愛し、支え、応援して下さいまして真に有難うございます。教職員を代表して心からお礼を申し上げます。
さて、新年にあたり、、聖書のイエス様の言葉「あなたがたは地の塩である」(『マタイによる福音書』5章13節)を共に学び、共に味わいたいと思います。
塩は昔から人間には欠かせない大切なものであり、塩がなければ人間は死んでしまいます。夏の甲子園の応援には、塩分の入ったスポーツドリンクが手放せませんでしたし、塩飴も舐めました。昨秋沖縄の修学旅行に行きましたが、「雪塩」や「雪塩ちんすこう」といった塩製品が人気のお土産品でした。古代ローマでは、兵士たちの給料を塩で払ったり、塩を購入するための特別手当が支給されたりしたそうです。塩のことをラテン語で「サル」と言い、そこから英語の「ソルト(塩)」や「サラリー」・「サラリーマン」等の言葉が生まれました。
イエス様はこの言葉で何を言いたかったのでしょうか?イエス様は何の説明もされていませんので、私の理解することを話したいと思います。私が塩から得られるイメージは大きく次の三つです。
第一は、真っ白な塩からイメージされる「純潔」「純粋」。
第二は、肉を腐らせないなどの防腐剤としての働き。
第三は、極めて少量で、しかも隠れて、料理に大切な味付けをすること。
この中でイエス様が強調したかったのは、三番目ではないかと私は思います。カレーやシチューを作る時、いくら高級な牛肉を使おうと、採れたての野菜を使おうと、一つまみの塩が入らなければ美味しい料理にはなりません。しかも塩は極少量、溶けてしまって見えず、塩の存在は人間の目には見えません。でも一つまみの塩が肉や野菜のうま味を引き出し、美味しいカレーやシチューを作り出します。
私たちは、一人間として一教師として「地の塩」でありたいと思います。その秘訣は、イエス様のお言葉「あなたがたは地の塩である」にあります。具体的には、塩の持つ特性である①それ自体真っ白で純真・純潔であること、②極めて少し用いられること、③自分の存在は目立たず見えないこと、④でも、他の持っている素晴らしさを引き出していること、です。このような塩の特性に倣うことが大切なのだと思います。
新しい2019年、生徒たちの中で、先生方との間で、我々一人一人がイエス様が言われるに「地の塩」であり続けたいと思う者であります。
皆様、本年もよろしくお願い致します。
聖光学院高等学校 校長 新井 秀
本日花園ラグビー場(第2グランド)で行われた第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会の1回戦で、本校は徳島県代表の城東高校と対戦し、7対24で敗戦を喫しました。
初陣となったこの試合ですが、前半5分と9分にトライを立て続けに奪われる苦しい立ち上がり。さらに19分にもトライを決められるなど、前半で0対19と大きくリードされてハーフタイムを迎えました。
何とか巻き返したい聖光学院は、後半11分に敵陣5m付近のスクラムからナンバー8の主将藤田優希弥君がボールを持ち出し中央に歴史を刻むトライ!さらに11番加賀愛斗君がゴールキックを決めて7点を返します。しかし、その4分後に城東にトライを決められ得点は24対7となります。
その後も激しい攻防が繰り広げられますが、得点に動きはなくこのままノーサイド。聖光学院の初の花園は初戦敗退となりました。
しかし創部52年で初めて掴んだ花園の大舞台。ラグビー未経験の佐藤忠洋監督がタグラグビーを通して地域のラグビー普及に尽力するなど地道な歩みと選手のたゆまぬ努力で掴んだ大いなる一歩は決して色褪せることはありません。
今大会に向けてご支援ご声援を頂いた数多くの皆様、本当にありがとうございました。今後も本校ラグビー部の活躍をどうぞ見守ってください!
ラグビー部の皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました!
第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会に出場するラグビー部の初戦が、いよいよ今日14時キックオフとなります!皆様、ご声援よろしくお願い致します!
12月21日(金)に学校クリスマスを開催しました。本校にとって、この行事は非常に大切なものです。今年は二部構成で、一部ではチェロとピアノ演奏、第二部では「クリスマス礼拝」を行いました。
第一部はチェロ演奏者の黄原亮司氏、ピアノ奏者の水野ゆみ氏をお迎えし、お二人が奏でる美しい音色を鑑賞させて頂きました。なかなかこういった演奏を聴くことはできませんので、貴重な経験になりました。
第二部はクリスマス礼拝です。説教はもちろんのこと、ブラスバンド部やハンドベル部の演奏もあり、素晴らしいひと時となりました。
本校の学校クリスマスにわざわざお越しいただき、素晴らしい演奏を奏でて頂いた黄原、水野両氏に改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。