聖光学院高等学校NEWS

テニス部が女子団体戦で県大会優勝！

福島県高等学校新人体育大会テニス競技において、女子団体戦で見事優勝を果たしました！
メンバーは2Fの渡邉千尋さん(霊山中)、1RAの佐藤はなさん(信夫中)、工藤はるかさん(信夫中)、佐藤里香さん(飯野中)の4名(写真は3名ですみません)。

各種大会で上位入賞を続けるテニス部。今後も活躍を期待しています！おめでとうございます‼

「野球部 2016秋」1回戦 新チーム初戦はコールド発進！

本日会津若松市のあいづ球場で開催された第68回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の1回戦は、県中支部第2位の郡山東高校と対戦し、11対1の5回コールで勝利しました。

聖光学院の先発は前田秀紀君。前田君は春の県大会まではベンチ入りしていましたが、打ち込まれてベンチを外れ、今日が再起戦。しかし、いきなり先頭打者にセンター前ヒットを放たれていきなりのピンチ。送りバントのあと、牽制で二塁走者を挟みましたがショートの小泉徹平君が悪送球を犯して走者を生かしてしまいます。しかし、ここで前田君が3番、4番打者を連続三振に斬って取り、ピンチを脱します。

その裏聖光学院は簡単に二死をとられますが、3番瀬川航騎君がライト前ヒットで出塁すると、1年生4番須田優真君が変化球をレフト線を破る二塁打！一塁走者の瀬川君が長躯ホームインして先制点を挙げます。続く5番矢吹栄希君もライト前へのタイムリーヒットで続き、公式戦初出場初打席の1年生コンビの活躍で2点を先制します。

2回表にも先頭打者を失策で出し、盗塁とワイルドピッチで無死三塁のピンチを背負うものの、先発の前田君が後続をキャッチャーフライと連続三振で無失点に切り抜ける投球を見せると、3回に聖光打線が爆発します。

一死後瀬川君が四球で歩くと、4番須田君がレフト前ヒットで続き、迎えるは5番矢吹君。矢吹君は初球を迷いなく叩くと、打球はライトスタンドへ！公式戦初本塁打を2打席目で記録する最高のデビューを飾りました。二死後も2四球のあと、先発の前田君がレフトへタイムリーを放つと、1番小泉君が右中間を深々と破る三塁打、さらに小水内浩太君もセンター前、瀬川君死球のあと4番須田君が今度は右中間への三塁打を放って一挙9点を挙げ試合を決めました。

11点中7打点を1年生コンビで挙げた新生聖光学院。次戦は22日鶴沼球場の第3試合で東日本国際大学昌平高校と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します。

夏の甲子園 強豪東邦をやぶりベスト8進出！

　本日開催された第98回全国高等学校野球選手権大会の3回戦で、聖光学院は2回戦で八戸学院光星を大逆転勝利でやぶった愛知の強豪東邦高校に5対2で勝利し、2年ぶりに全国ベスト8に進出しました‼

　聖光学院はこの試合、この夏登板のなかった鈴木駿輔君を奇襲起用。大きな賭けに出る大胆な起用で勝負をかけます、

先攻をとった聖光学院は初回、先頭の松本康希君がレフト前ヒットで出塁すると、東邦高校藤嶋投手の決め球ナックルカーブがワンバウンドするとみるや、二盗、三盗（記録はワイルドピッチか？）を決めいきなり無死三塁のチャンス。ここで3番の加納皐君がライト前タイムリーを放って幸先良く先制します。2回に同点に追いつかれると、5回表にはまたもや松本君が三塁打で出塁すると2番小泉徹平君がライトへ犠牲フライを放って勝ち越し。続く6回には先頭の今日5番の鎌倉誠君が右中間の二塁打で出塁すると、スタメン出場の中屋大輔君が絶妙のセフティバントを決めて無死一・三塁の大チャンス！　ここで7番西川将也君がライトオーバーの二塁打で得点を挙げると、9番瀬川航騎君もセンター前タイムリーを放ってこの回2点目を挙げました。7回にも代打の磯邉伶也君のタイムリー二塁打でさらに1点を加え優位に試合を進めました。

　こうなると注目は聖光学院先発の鈴木駿輔君の投球。鈴木駿君は適度な荒れ球ながら140km/h前半の力のある速球と変化球で2試合連続二桁得点の強力東邦打線に粘りの投球。やや疲れが見えた7回以降3四球と制球を乱しましたが、終わってみれば9回2失点完投。終盤は東邦高校の逆転を期待する甲子園のスタンドが異様な空気になる中、モットーである不動心を発揮して反撃を許さずに、見事チームを大勝利に導きました。

　聖光学院はこれで2年ぶりにベスト8に進出。何度も跳ね返されているベスト4の壁に挑戦する権利を得ました。準々決勝は明日、阪神甲子園球で行われます。皆様、ご声援よろしくお願い致します‼

逆転の聖光健在！！ 8回一気に試合を決める！！

いよいよ迎えた第98回全国高等学校野球選手権大会2回戦、聖光学院の初戦は本日阪神甲子園球場で行われました。

聖光学院の先攻で始まったこの試合、先頭の松本康希君が右中間へ打球を放ち、いきなりチャンスかと思われましたが、これを相手センターの金原君がダイビングキャッチ。先制の芽を摘まれてしまいます。その後も3番加納皐君のセンター前ヒットと鈴木駿輔君の死球でチャンスを作りますが、5番小泉徹平君がショートゴロに倒れ、先制点はなりませんでした。

そしてその裏、聖光学院の先発鈴木拓人君の投球に注目が集まります。簡単にツーアウトをとりますが、3番平澤津君に変化球を右中間にツーベースヒットを放たれ、続く4番安田君にこれも変化球をライト前に運ばれてあっさり先制点を与えてしまいます。しかし、聖光学院は2回表、先頭の磯邉伶也君が四球で歩いて瀬川航騎君の送りバントで走者を進めると、二死後に鈴木拓人君の強烈なセカンドゴロを捕球した二塁手が大勢を崩してファーストへ悪送球。すぐさま同点に追いつきます。

しかし、3回裏先頭の3番平澤津君に再び今度はストレートをライトオーバーに運ばれるスリーベース。続く4番の安田君に追い込まれてからこれもストレートをレフト前ヒットを放たれて勝ち越しを許し、さらに5回には二死から7番岸君に右中間にスリーベースヒットを打たれると、8番濱本君にレフトオーバーを放たれて追加点を与えてしまいます。

一方、打線ですが6回まで初回の加納君のわずか1安打に抑えられてしまいます。相手主戦のサイドハンド平澤津君のストレートとスライダーに翻弄される苦しい展開。1対3のまま試合は終盤に入ります。ここでベンチの斎藤監督が動きます。瀬川君がタイミングが合わないとみるや、代打に中屋大輔君を送ります。その中屋君は初球から積極的にスイング。見事三塁線を破るレフト前ヒットを放ちチームに勢いを付けますが、この回は無得点、しかし、8回表途中出場の鎌倉誠君が四球を選ぶと、続く加納君がセンター前ヒットでつなぎ、4番鈴木駿君の送りバントが相手失策を誘い、ノーアウト満塁の大チャンス。ここで迎えるは小泉君。小泉君は平澤津君が投じた初球のアウトコースの直球をジャストミートすると打球は左中間を抜く走者一掃の逆転スリーベースヒット‼　ついについに平澤津君をとらえました。さらに途中出場の西川将也君の犠牲フライで1点を追加。県大会決勝でも試合を逆転した8回に、甲子園でもドラマが待っていました。

このあと試合は5回二死から登板した斎藤郁也君が毎回走者を出しながら粘り強く相手打線を抑え、初戦を大逆転勝利で収めました。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました‼

 

 

野球部「2016 夏」激闘の決勝戦を振り返る

　7月24日に行われた第98回全国高等学校野球選手権福島大会の決勝戦は、春の県大会優勝校光南高校と対戦し、終始リードを奪われる苦しい展開ながら、終盤の逆転劇で激闘を制して福島大会V10を達成しました。

　聖光学院の先発は意表を突く三浦皓佑君。三浦君は準々決勝の小高工業戦で公式戦初完投初勝利を挙げて、調子を上げています。しかし、初回一死一塁から三番松本選手に抜けたチェンジアップをライトスタンドにホームランを放たれて、2点を先行されてしまいます。大事な決勝戦、先手を奪われてしまいますが、三浦君はかえって開き直ったか、2回以降は3イニングを被安打2に抑える好投で追加点を許しません。

　一方聖光打線は毎回走者を出すものの拙攻が続き、光南先発の石井投手を攻略できません。そして迎えた4回、一死から大会後半戦に調子を上げてきた瀬川航騎君が追い込まれてからのインコース高めの直球を振り抜くと、これがレフトスタンドへ。追撃の一発が出ると、続く小泉徹平君がセンター前ヒットで出塁し、押せ押せムード。ここでムードメーカー8番鎌倉誠君が左中間へ同点タイムリー！見事な連打で試合を振りだしに戻します。聖光ベンチはここでエース鈴木拓人君を投入。その鈴木拓君は5回から3イニングをパーフェクトリリーフ。打線の援護を待ちます。聖光打線は、エースの投球に応えたいところですが、走者は出すものの決定打を欠き、無得点。これが逆に光南の流れを作ることになってしまいます。

　8回、試合は大きく動きます。一死後好調溝井君にこの日2本目のヒットを放たれると、続く金沢君にもセンター前ヒットを打たれ、これをセンター鈴木駿君がジャッグルし、二・三塁の大ピンチ。3番松本君を敬遠気味に歩かせ一死満塁。絶体絶命のピンチを迎えます。ここで4番西牧君がセンター前の2点タイムリーヒット。光南が先に勝ち越します。もう1点も与えることのできない聖光学院ですが、5番近藤君が放った打球は火の出るような痛烈なライナー。誰もが追加点か、と思ったその瞬間、ショートの瀬川君がダイビングキャッチでこのボールを捕球すると、すぐに起き上がりセカンドへ転送して見事ダブルプレーが成立‼　追加点を許しません。

　8回にして2点のリードを許す苦しい展開、しかし聖光打線は全くひるむことなく、反撃に転じます。先頭の門井泰寿君がセンター前ヒットで出塁すると、好調瀬川君がレフトフェンス直撃の二塁打でチャンス拡大、ここで小泉君がセンターへタイムリーヒットを放ってまず1点、そして8番鎌倉君の犠牲フライですぐに同点に追いつきます。さらに一死一塁から鈴木君が送りバントを決めると、1番松本康希君が敬遠の四球で歩き、二死一・二塁とします。ここで迎えるのは昨日の準決勝でレフトスタンド場外へのダメ押しスリーランを放った磯邉伶也君。その磯邉君は初球のアウトコースの変化球を振り抜くと、ライトオーバーのツーベースヒットとなり、逆転の2点タイムリーとなります。

この試合ついにリードを奪った聖光学院は、10連覇をかけた守備に。光南も粘って1点は失うものの、最後の打者を三振に打ち取り、苦しみに苦しみ抜いて、聖光学院が優勝を飾りました。

　数多くのプレッシャーに打ち克ち10連覇の偉業を達成した聖光学院は、聖地甲子園球場の土を今年も踏むことになります。皆様、今後もご声援よろしくお願い致します。

野球部「2016 夏」 準決勝は日大東北に快勝！

本日郡山市で開催された第98回全国高等学校野球選手権福島大会の準決勝は、日大東北高校と対戦し、7対3で快勝しました。

試合は両エースの先発で始まりましたが、両投手非常に不安定な立ち上がり。聖光学院の鈴木拓人君は先頭の安田君にヒットを放たれると、続く2番石田君に四球を与え、3番小檜山君の送りバントで二・三塁となると、4番高子君にライト戦に運ばれ、2点を先制されます。しかし、その裏日大東北の磯上君も聖光学院の今日1番の松本康希君が四球を選ぶと、2番磯邉伶也君がヒットエンドランを決め(記録はショートのエラー)、無死一・二塁。3番加納皐君が送ると、4番鈴木駿輔君が犠牲フライを放ってまず1点。さらに5番の門井泰寿君にタイムリーが飛び出して、同点に追いつきます。その後も小泉徹平君がライト前ヒットで繋ぎプレッシャーをかけると、日大東北磯上君が連続四球を出して押し出しとなり、逆転に成功します。

その後も鈴木拓君は不安定な投球が続きますが、何とか2回・3回を無失点に切り抜けます。しかし、5回に二死一・二塁から1番安田君に左中間にタイムリーを放たれます。しかし、ここでビッグプレーが！レフトの鎌倉誠君が左中間を抜けるかと思われた打球をダイビングして捕球すると、中継の瀬川航騎君に送球。そして瀬川君がホームへ大遠投‼これがノーバウンドのストライク送球となって一塁ランナーを本塁でアウトにしました。逆転のピンチを鍛えられた好守備で同点止まりで抑えたことが、今日の試合の一つのポイントとなります。

そして迎えた6回裏、先頭の小泉君が放った強烈なサードゴロを三塁手が好捕しますが、一塁へ悪送球。無死二塁のチャンスを作ります。さらに7番鎌倉君の初球にワイルドピッチがあり、無死3塁となります。鎌倉君はサードゴロに倒れますが、8番瀬川君が見事タイムリーを放って勝ち越します。そして9番鈴木拓君の送りバントで二死二塁。日大ベンチはここで1番松本君の敬遠を選択。2番磯邉君に期待がかかります。

ここで磯邉君はワンボールからの2球目を捉えると、これがレフトスタンド場外に消える起死回生のスリーランホームラン‼勝負どころの一振りで日大東北を引き離します‼

7回以降鈴木拓君は一人の走者も出さない見事な投球で日大東北打線を翻弄。数多くの名勝負を繰り広げてきた聖光学院と日大東北の試合に終止符を打ちました。

これで聖光学院は10年連続の決勝進出。決勝戦は明日11時より、同じく開成山球場で行われます。皆さま、ご声援よろしくお願い致します‼

野球部「2016 夏」 準々決勝は小高工業に6対2で快勝！

本日開成山球場で開催された第98回全国高等学校野球選手権福島大会の準々決勝は小高工業と対戦し、6対2で快勝しました。

聖光学院の先発は公式戦初先発の三浦皓佑君。春の県大会の初戦で2番手で登板しましたが、1アウトもとれずに降板する屈辱を味わいました。三浦君の投球に注目が集まります。

初回の攻撃は無得点で終わり、三浦君の立ち上がりは初球をいきなり死球、ピンチを迎えます。次打者に送られ、3番打者は三振に打ち取りますが、4番に四球、二死ながらスコアリングポジションに走者を置く苦しい投球になります。しかし5番打者をピッチャーゴロに打ち取って無得点に抑えます。何とか三浦君を援護したい聖光打線は、2回表エラーで出した走者をバントで送ると、二死から今日8番の小泉徹平君が変化球をライト前に弾き飛ばし、1点を先制しました。

3回裏には4番打者のタイムリーで同点に追いつかれますが、4回再び相手エラーでチャンスを作ると、今度は7番瀬川航騎君が三遊間を破るタイムリーで勝ち越します。5回にも1点を加えて有利に試合を進めるかに思われましたが、6回裏相手4番打者にレフトスタンドにホームランを放たれて、試合は接戦の様相を呈してきました。

そして迎えた7回表、一死から4回戦で大活躍した佐藤駿矢君がレフト前ヒットで出塁するとすかさず盗塁を決める大チャンス。3番加納皐君は四球を選んで、4番鈴木俊輔君がバッターボックスに。その鈴木駿君はワンボールツーストライクからの変化球を見事にとらえると、これがレフトスタンドに突き刺さるスリーランホームラン‼　一挙に3点を奪い、粘る小高工業を突き放しました。

こうなると三浦君の投球にもテンポが出てきます。序盤荒れ気味だった制球も安定し、終盤3イニングで2安打は放たれるものの、緩急をつけたナイスピッチングで得点を許しません。終わってみれば、5四死球は与えたものの、被安打5の2失点でまとめ、初の公式戦先発を完投勝利で飾りました。

4回戦は佐藤駿矢君、そして今日は三浦皓佑君と日替わりでヒーローが出る今年の聖光学院、これでベスト4進出となりました。対戦相手は日大東北高校と磐城高校の勝者。皆様、どうぞご声援よろしくお願い致します！

佐藤はなさんが東北第3位に！

テニス部の超新星佐藤はなさんが、第38回東北ジュニアテニス選手権大会の16歳以下女子ダブルスにおいて第3位に輝きました。入学以来、常に上位の成績を残す佐藤さん。

しかし、この結果について聞くと「悔しいです」と即答。向上心溢れる佐藤さん、今後益々の活躍を期待しています！

野球部「2016 夏」4回戦は逆転勝利！

　本日郡山市の開成山野球場で開催された第98回全国高等学校野球選手権福島大会の4回戦は、会津地区の喜多方高校と対戦し、6対5という大熱戦を制してベスト8進出を決めました。喜多方高校の主戦はアンダースローの好投手。この内海投手の攻略がカギを握ると思われました。

　しかし、試合は思わぬ展開となります。先発の2年生斎藤郁也君が大乱調。先頭打者を四球で出すと、送りバントの送球を二塁手の小泉徹平君がまさかの落球。さらにセーフティバントを決められていきなり無死満塁の大ピンチ。ここで斎藤君は4番打者の3球目にワイルドピッチ、さらにこの打者にタイムリーヒットを放たれて2失点。続く5番打者にスクイズを決められてまさかの3失点。好投手を前に、厳しい試合となってしまいます。

聖光打線は、今日2番に抜擢された佐藤駿矢君がレフトオーバーの三塁打でチャンスを作ると、3番加納皐君の内野ゴロの間に1点を返します。さらに3回には一死一塁からやはり佐藤駿矢君がレフト線へタイムリー二塁打を放ってチャンスを拡大。斎藤智也監督の抜擢に大活躍で応えます。ここで期待された加納君でしたが高めのボールを詰まってセカンド後方の小フライに倒れてしまいます。しかし！三塁走者の磯邉伶也君が二塁手の捕球態勢を見てタッチアップ‼　これが間一髪セーフとなって1点差に迫ります。さらに4番鈴木俊輔君が三遊間に同点タイムリーを放って試合を振りだしに戻します。

一方投手陣は、3回途中から鈴木拓人君を投入。鈴木拓君は5回までノーヒットで抑え、打線の援護を待ちます。それに応えるかのように、5回裏、佐藤駿矢君のヒットでチャンスを作ると、3番加納皐君の一塁線の二塁打で無死二・三塁、そして4番鈴木駿君のタイムリーなどでこの回一挙3点。苦しい試合を見事ひっくり返します。

鈴木君は6回にソロホームランを打たれ、9回にも1点を奪われますが、代わってから11奪三振の熱投でチームを勝利に導きました。また、スタメン抜擢の佐藤駿矢君は、放った3安打が全て試合に絡む大活躍。苦しい苦しい試合をものにした聖光学院の次戦は、20日に同じく開成山球場で行われます。皆さま、ご声援よろしくお願い致します‼

訂正・・・聖光学院の次戦、準々決勝の試合は、21日です。お詫びし、訂正いたします。

野球部「2016 夏」 3回戦は主戦鈴木拓人君が完封勝利！

本日県営あづま球場で開催された第98回全国高等学校野球選手権福島大会の3回戦は、いわき地区のいわき総合高校と対戦して4対0で勝利しました。

聖光学院の先発はエース鈴木拓人君。春からの復調を期す鈴木拓君のピッチングに注目が集まります。その鈴木君は初回先頭打者を三振にきってとると、三者凡退で初回を抑えます。するとその裏、聖光打線は2四球に1安打で一死満塁のチャンス。ここで5番の小泉徹平君の一打に期待がかかりますが、小泉君はセカンドフライに倒れてしまい、続く門井泰寿君もショートゴロに倒れて無得点に終わります。

いわき総合高校は、小刻みに投手を交代する奇策で聖光学院に挑みますが、3回で3人目の投手から先頭の磯邉伶也君がレフト前ヒットで出塁すると、2番松本康希君が投手と一塁手の間に絶妙なバント。さらに3番加納皐君が死球となり、再び満塁のチャンスを作ります。ここで4番鈴木駿輔君、5番小泉徹平君が連続犠牲フライを放って2点を先行しました。

相手投手の継投に気勢をそがれた感のある聖光学院はなかなか追加点を奪えませんが、6回一死二塁から途中出場の7番鎌倉誠君が軟投派攻略の教科書通りのセンター前ヒットで1点を追加、さらに8回にも5番小泉君、7番瀬川航騎君の2年生コンビのヒットでさらに1点を追加しました。

一方鈴木拓君は快調な投球を披露。特に6回以降は無安打に抑えるほぼ完ぺきな投球。三塁を踏ませぬエースらしい投球でいわき総合高校を見事完封。制球力も抜群でわずか90球で1試合を投げ切る省エネ投法でチームに勝利をもたらしました。

4回戦は明後日18日に開成山球場で喜多方高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します！