本日白河グリーンスタジアムで開催された第70回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の決勝戦は、日大東北高校と対戦し、15対2で圧勝、4年連続14回目の優勝を果たしました。
聖光学院は初回、先頭の小室智希君が四球を選ぶと、2番片山敬君が送りバントを決めると、3番清水正義君がライト前タイムリーを放って幸先良く先制します。しかし、その裏2失策を足掛かりにノーヒットで1点を失い同点とされてしまいます。
しかし、2回表に今日6番の井上眞志君がレフトスタンドへ勝ち越しホームランを放つと、試合は膠着状態になります。試合が動いたのは5回、日大東北に連続ヒットでチャンスを作られると、二死後サードボテボテのゴロを小室君が一塁へ悪送球。同点に追いつかれてしまいます。
しかし、6回表にその小室君が先頭打者で打席に立つと、これまで打ちあぐねていた相手の変則左腕投手から起死回生のライト場外ホームランを放って再び勝ち越し。ここから聖光打線が爆発します。
7回表に一死から先頭の吉田修也君がレフトフェンス直撃の二塁打を放つと、8番須藤君が一塁内野安打を放って一・三塁ととすると、代打の萩田翔君が初球をライトオーバーのタイムリー二塁打を放って1点を追加すると、二死後2番の片山君が追い込まれてからの低目の難しい球を見事にライト前に運んで2点、さらに3番清水君がレフトオーバーの二塁打、4番岡戸克泰君がレフト前に運んでこの回一挙5点を挙げます。
8回にも井上君のタイムリーなどで2点を追加すると、9回には二死から怒涛の攻撃で吉田修君、須藤君、小室君の3本の長短打でこの回も5点、15点を奪います。
一方先発の主戦須藤君は9回を完投し、被安打5、自責点0、失点2の粘投で日大東北打線を寄せ付けず、4年連続14回目の優勝に貢献しました。
野球部はこれで秋田県で開催される秋季東北地区高等学校野球大会に福島県第一代表として出場が決まりました。皆様、東北大会でも温かいご声援よろしくお願いいたします!